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内容説明
歴史上の人物の行動には、病気と医学が深く関わっている。
病気持ちの大統領や独裁者、王たちは歴史をどう変えたか。
ツタンカーメンやロマノフ家の家系の真実とは。
最近の遺伝子鑑定や歴史医学研究、歴史記録の解読を通じて、その真相に迫る。
二・二六事件や第二次大戦末期の反乱事件、医学の革新者たちの逸話も紹介。
目次
はじめに
第Ⅰ部 二十世紀世界史の舞台裏
1 ケネディの腰痛──最年少大統領の悩み
2 隠蔽された炭疽菌事件
3 レーガン大統領のアルツハイマー病
4 総統の手の震え
5 動物園通り四番地──障害者安楽死計画
6 スターリンと医師団陰謀事件
第Ⅱ部 近代日本史の曲がり角
1 明治天皇と脚気病院
2 二・二六事件と輸血
3 終戦時厚木基地反乱事件──首謀者のマラリア発作
4 三島由紀夫の筋肉
5 宮内官は語らず──昭和天皇の御不例
第Ⅲ部 医学を変えた人々
1 恐竜から神経難病まで──パーキンソンの知られざる貢献
2 新大陸バイオテロと種痘ミッション
3 ランプとハンマーの貴婦人──ナイチンゲール
4 狂犬病との闘い──ギヨタンとパスツール
5 キュリー夫人の黒い車──X線を野戦病院へ
第Ⅳ部 王と医師たち
1 怒れる国王ジョージ三世
2 ルイ一七世の心臓
3 ヴィクトリア女王の無痛分娩
4 皇女アナスタシアの青い血
5 ジョージ五世の安らかな最期
第Ⅴ部 いにしえの病を推理する
1 ツタンカーメンの杖
2 鈴鹿に逝きし人──倭建命
3 すわ鎌倉──源頼朝の落馬
4 「神の声」を聞いたジャンヌ・ダルク
5 ハプスブルグ純系王朝
あとがき
参考文献
感想・レビュー
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ゆいまある
ユウユウ
ヒデミン@もも
gtn
ごへいもち