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内容説明
日本金融システムの中心メンバーであるメガバンクが好業績を続ける一方で、中小企業への融資がなかなか進まないのはなぜか? 銀行と金融庁との関係とは? 銀行と反社会勢力との関係とは? 資金繰りで苦労するまじめな中小企業を潰す検察の失敗とは? 日本の銀行のいまについて、現場の支店長を経験した作家と、日本の企業社会に精通する弁護士のふたりが議論する。(講談社現代新書)
目次
第1章 みずほ銀行反社融資問題(反社融資の範囲 排除条項以前の融資をどうするか ほか)
第2章 反社融資問題(二〇〇〇年代後半から反社との関係が大きく変わった 不芳属性先 ほか)
第3章 中小企業融資問題(銀行にアクセスできない中小企業 日本振興銀行 ほか)
第4章 法システム・行政の問題(粉飾事件を巡って 検察不祥事、検察改革との関係 ほか)
第5章 これからの銀行、そして銀行員(棲み分けの必要性 銀行に求められるコンサルタントの力 ほか)