角川つばさ文庫 ラスト ラン （角川つばさ文庫）

著者名：角野栄子【作】/しゅー【絵】

KADOKAWA（2014/03発売）

• ISBN：9784046313638

内容説明

冒険したがりのおばあちゃん・イコさんは東京から岡山までひとりでオートバイ旅行に出発。イコさんがめざした古びたお家には女の子のゆうれいが住んでいた。しかもその子はイコさんのおかあさん！　これって……！？【小学上級から　★★★】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たぬ]

☆4　ここまで爽やかな幽霊譚がほかにあるかしら。74歳のバイク乗りイコさん（ワールドトリガー愛読者なのでイコさんと聞くとあのカメラ目線な隊長が出てきてしまう…）と12歳の幽霊ふーちゃん。一方は生きていて一方は死んでいる。年齢差はかなりのもの。なのにちっともちぐはぐじゃないんだ。途中途中で出会う人々との交流がまた温かくてね、こんな柔らかな世界なら成仏しないでいるのもいいかもしれないなんて思ったり。角野栄子さんこれで14冊目だけどどれを読んでもとっても面白い。まだまだ長生きして書き続けてほしいな。

2024/12/23

[道錬]

元気なおばあちゃんの姿を見て、読んでみることにした。固定的な世界観があるわけではなく、ある程度自由な設定で話が進んでいくのが面白い。

2016/08/09

[神威 鴉魔]

カッコいいおばあさんはステキです( ^ω^ )

2019/05/30

[麻友]

図書館で借りて読了。すごく読みやすかったです。魔女の宅急便の作者である事を知ったのはまた後の話なんですが・・・2人目の幽霊のキザ男の話がいまひとつしっくり行かない感じなんですが、まぁ、そんなモンなのかな？サラッと読めるのはいいですが、サラッと内容を忘れてしまいそうです(とは言え、それはこの本に限らないですけどｗ)

2015/01/07