内容説明
伊豆下田の旅館から、会社社長で有田という名前の男が、五百万円入りのボストンバッグを残したまま失踪した。二日後、有田の娘を名乗る女性が旅館に現れるも、その後訪ねてきた甥は、有田に娘はいないという。しかし、この甥も実は偽者と判明。次々と偽者が現れる怪事件に、十津川はどう立ち向かうのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
107
偽社長,偽娘,偽刑事,偽知人, 怪しげな話の奥に隠された秘密。 残った500万円を受け取らなかった娘。 十津川警部の推理が冴える。 最期は全員殺人を避けることができた。2014/05/26
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
3
2014年 2月14日 初版2020/05/07
pyonko
3
偽物と本物が入り乱れる。こんなに簡単に養子縁組できてしまうと怖い。養子が成年だと割とゆるいのだろうか。結構疑問である。2014/09/22
クリンクリン
3
相変わらずの十津川さんと言いたいところだが今回は違います!ちゃんとストーリーがしっかりしています。急すぎる展開に、どうして?ってなることもありません。毎回これくらいの出来ならいいんでしょうが、多作家ということと、読みやすさということで許してしまいます(^_^;)2014/03/23
さるきち
1
こんなに簡単にこんなに多くの人が殺されていいんだろうか、というくらいの殺人事件が起こる。そう考えてはいけないのかもしれないが、実際にはありえないストーリー展開。結構一気に読めたが。2014/12/10