内容説明
四季がある日本は移ろいやすいのだろうか。行き交う人々の心や街の景色は千変万化で、過去はさらに記憶の彼方へ押しやられてしまっているかのよう。だが、南の島々には、あの戦争を経ても変わらぬ日本の心が残されていた。過去と現在、時間の結び目を探しながら、日本古来の清き明き心を見つける旅の歌。
目次
移ろふ季節(函館の女性 吉野家 ほか)
海原の向こう1 八重山諸島(宮古島へサシバの渡り 下地島 ほか)
海原の向こう2 小笠原諸島(出航、おがさわら丸 夜明山、戦跡見学 ほか)
アジアの分岐点(漢字文明圏 アヘン戦争 ほか)