だいわ文庫 メンタルで負けない自分になる本 - ピンチをチャンスに変える心理学

著者名：渋谷昌三

大和書房（2014/07発売）

• ISBN：9784479304678

内容説明

「逃げ出さない自分になりたい」「頑張れる力がほしい」―そう思いながら、いざとなると動けなかったり、投げやりになってしまったことありませんか?　心の回路をリセットすれば、メンタルを強くすることは誰にでもできます。ピンチに強い自分になれる心理レッスン！

目次

１　あなたのメンタルの強さがわかる「逆境指数」（逆境指数（ＡＱ）が低かったグループ
逆境指数（ＡＱ）が高かったグループ）
２　「もうダメだ！」「終わった！」と思ってしまうのはどんな時ですか？（人には、落ち込んだ時に陥りやすい「考え方のクセ」があります　「失敗したことを知られるのが怖い」のはなぜ？　ほか）
３　「大丈夫」「何とかなる」と踏んばる気持ちのもとになる「ＡＱ」って何？（ＡＱは困難を乗り越える「メンタルの強さ」をはかる尺度　成績の優秀さよりもメンタルの強さが「幸せ」への道を開く　ほか）
４　ピンチの時、逃げ出さない心の強さを身につけるレッスンを始めよう（「出来事のとらえ方」を変えることが自信につながります　思考や行動は、その人が選んできたクセのようなもの　ほか）
５　「メンタルが弱い自分」を今日からリセットする方法（「どうしよう」と立ちすくむ人、「楽しもう」と行動する人　すぐに「悪い予感」に支配されてしまう人　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かいてぃ〜]

AQ（逆境指数）の判定テストは、低い方だった。確かに、自分自身に自信を持って困難に立ち向かうタイプでは無いし、内向的な性格もあるし、少し「自信喪失型」なのかも。そして、まだ起きていない不安要素に心が捕らわれてしまう考え方のクセもある様だ。それらを払拭出来る様な具体的なテクニックがあって、簡単に取り組めそうなものをチャレンジしてみよう。メンタル強化は、これから数年の自己の重要課題だし、これが出来れば、周りにも実体験として伝えられるし、踏ん張ってみようと思う。

2017/02/26

[ひづる]

逆境指数によって、単なるネガティブ思想にも色々なパターンがあるのは興味深かった。自分のチェック結果も納得できる内容だったので、自分を客観的に見れる良い機会となった。やはりネガティブ思考を変えるには、まずは自身の思考のクセに気付くことが大事だと再確認した。

2017/09/04

[Ken39]

理屈はわかる。納得できる。しかし、実行が難しいといったところか。私的には、いまひとつであった。

2016/02/13

[骨ゆん]

自分の精神状態を向上させる、或いはいい状態を維持する手助けになる本。手首の輪ゴムなどの意識の逸らし方や建設的な思考パターンについての話が特に勉強になった。自尊感情の項目などごく一部は賛成していないが、自分がこうなりたいと思うところのみ参考にすれば全く問題はない。精神状態のせいで自分の能力が十分に発揮できていないと考えている人にお勧め。

2014/07/27

[明るい♂]

現代日本は便利なシステムと引き替えにひどいストレス社会といわれている。強い精神力がないとなかなか大変。まず、いくつかの設問で自分のメンタルの弱い部分を知り、それに対処できる方法や考え方が書かれている。読んで良かったと思える一冊だった。悩んだ時、読み返そうと思う。

2014/02/25