内容説明
これで、あなたもラ・フォル・ジュルネ通!
400公演を聴いた著者が、聴きどころ教えます!
音楽祭が10倍楽しくなる公式ガイド
東京国際フォーラムで毎年5月に開催されているラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭(LFJ)が、2014年に10周年を迎える。本書はその公式ブック。これまでLFJで400公演を聴いたというクラシック愛好家の著者が、これから注目すべき演奏家や、名曲の聴きどころを徹底解説。数あるクラシッ音楽を、「成熟させてくれる音楽」「若さを与えてくれる音楽」という2大テーマにわけて、わかりやすくナビゲート。聴く前に読んでおけば、音楽祭がより楽しくなる1冊。
目次
1章 音楽で一人前の大人になれた
2章 史上最大の音楽祭ラ・フォル・ジュルネに行ってみよう
3章 若さを与えてくれた演奏家たち
4章 成熟とは何かを教えてくれた演奏家たち
5章 成熟をもたらす名曲10選―人生を知る音楽
6章 若さをもたらす名曲10選―わくわくして元気の出る音楽
7章 クラシック音楽は人を成熟させる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちぃ
4
ラフォルジュルネやっぱり行けばよかったなぁ、と激しく後悔。聴かず嫌いもなくしたいし、新しい音楽とも出会いたい。 来年は絶対行こう!!2014/05/07
takakomama
2
ラ・フォル・ジュルネの紹介と楽しみ方、著者のおすすめの音楽家と名曲ガイド。個人的な体験を書くのは構いませんが、あまりにもクラシック音楽至上主義です。クラシック音楽を聴くことが成熟したり、若さを保つための唯一の方法ではありません。2017/01/24
yu
2
ラ・フォル・ジュルネや、音楽家、おすすめの楽曲についての記述は参考になったが、はしばしに見られる「成熟」という言葉には引っかかった。特に第7章はクラシック音楽を聴くと、「自分を知るようになる」や「論理的になる」などと書いていますが、妄想も甚だしい。音楽ぐらい気軽に聴かせてくれと文句を言いたくなる。2014/10/05
うわばき
1
読書メーターには、悪いことはなるべく書かないようにしていますし、私のような若造がいうことでもないかもしれませんが…これは酷いです。ラ・フォル・ジュルネと優れた演奏家たちの紹介は良いのですが、「頭が固いクラシック至上主義のお年寄りが書いた、稚拙な(妄想)体験談」という印象です。本当に成熟していて賢い人が、自分がクラシックによって成熟しただの何だのとのたまいますか?あまりに馬鹿馬鹿しいと思うのは私だけでしょうか…。ちなみに、曲紹介の文章に目新しいものはありませんでした。うーん、なんだかなぁ。2014/12/11
はるまき
1
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2014を終えて早速読了。著者はLFJのアンバサダーだそうで、表紙どおり、LFJの魅力を発祥のナントのエピソードなどを交えながら紹介している。中でもLFJを中心に日本に紹介されたおすすめの演奏者や、20曲のクラシック入門曲はとても役に立った。知らない曲も多くあり、さっそく聴いてみようとメモを片手に読み進んだ。非常に面白く実用的な一冊で大満足だが、クラシックを愛するあまりややクラシック至上主義というか、少し保守的な雰囲気を受け取った部分もあった。2014/05/06