内容説明
それは未来が生まれる瞬間だった。あの震災から45年。突如として天空に超構造体“SS”が現れた日本SFの金字塔、小松左京『虚無回廊』に瀬名秀明が挑む! 「新生」「Wonderful World」「ミシェル」の3編からなる連作集。この世界が向かう未来とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
66
図書館本。 やはり瀬名さんもミシェルの一般自然言語に魂の歌のようなニュアンスを感じていたようです。原作の虚無回廊ではミシェルの過去は結構たんぱくに触れられていましたが、瀬名さんがそれを元に想像を膨らませてより生生しい惨劇の人生を描いたというところでしょうか?2018/12/28
Yuna Ioki☆
44
1408-104-11 万人受けする小説でない(¯―¯٥)精神世界へ入り込む設定は映画の「インセプション」を思い出した。2016/05/06
百太
16
難しい~。それでも引き込まれました。2015/02/25
Aoki
15
素晴らしい!感動ものです。SS?ヒデオ・エンドウ?AE?あ!小松左京の虚無回廊!!!あれをここまで仕上げるとは、どんだけ深い思い入れがあるんだろう?!それを新生とは、またぶち上げたもんだ!きっと小松さんへの感謝の気持ち、凄くあるんでしょうね。作家はそれをこうして作品に昇華して表現できる!BRAIN VALLEYを読んで、デビュー作のワンアイディアだけの人じゃないなとは感じていましたが、ここまでやる方とは。まさかの傑作、労作、意欲作。山田正紀などの諸先輩の匂いも、所々に漂わせ、懐かしいけど、だけじゃない! 2014/03/19
zanta
13
113/4/21/2016 難解。理解できるなんてとてもとても言えない。だけど解らないなりに物語に没入した。解らないんだけど不快じゃなく嫌いでもない。2016/04/21