ファミ通文庫<br> キルミルカタル 眼ノ宮瞳子の眼球探し

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ファミ通文庫
キルミルカタル 眼ノ宮瞳子の眼球探し

  • ISBN:9784047294004

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内容説明

今日も今日とて特出した理由もなく殺人に耽っていたら、最悪な奴に遭遇してしまった。郷見視央、この世で最も嫌いな幼馴染みだ。しかも――眼ノ宮瞳子という名の、怯えた眼帯少女まで一緒に。どうせなんか企んでいるだろうと思ったら、瞳子が失くした眼球――《魔眼》を探せだと。持ち主は殺人に引き寄せられるからってそんな眉唾な話、お前に弱みを握られてるんだから、従うしか選択肢はないんだろうけどよ――。第15回えんため大賞特別賞、殺人鬼と魔眼が織り成す狂気で異常な罪悪綺譚。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

27
そこそこ。設定は良いんだけど見せ方に問題があったかな。殺人鬼の主人公の狂気具合が中途半端でした。なんだかんだで人の為に動いてしまうし考え方が割かしマトモなのもあって普通にいい人なんだよなぁ。小動物系ヒロインの瞳子の方が確実に腹黒い。なんというか思ってたのと違う感が強かったですね。どうせならもっと重たい感じに仕上げて欲しかったですね。次巻買うかはわかりません。2014/02/02

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25
40点。設定や世界観はとてもいいと思いました。ただ殺人鬼と日常の書き分け方が中途半端でしたね。高校生との二刀流自体は面白い試みだと思うのですが、刃いわく、日常と殺人鬼をちゃんとこなしているとありましたが、実際は学校でも常にナイフを忍ばせていたりしてちゃんとした日常を送れているのか疑問でした。何のために高校に通っているのか良くわかりませんでした。学生生活なんか送らずに最初から殺人鬼と偽眼娘による魔眼探しをしていく展開の方が面白いと感じました。一応単巻でちゃんとまとまっているのでこのまま完結でいいような気が2014/02/03

水無月冬弥

20
緋色友架先生(@minus666)の #ラノベ 殺人鬼の物語……、と見せかけてヤンデレばかりな物語でした。正直、主人公が殺人鬼の必要性があんまりないなー。それにしても刃くんは女運が悪すぎる 2014/03/15

朝夜

18
読了。そこそこですね。『殺人鬼は本能で殺し続ける』と、作中で書いてあるのにその後もグダグダと殺人する理由を書いてあるのがなんだかな-。 しかも最後は『殺人』すらしないとか消化不良この上ないですね。まだ乱々の方が狂ってていいキャラしてました。 狂気の足りない主人公は一般人と殺人鬼の二足わらじで日常を生きていましたが、日常パートの必要性が感じられない。成績優秀な人でなしって存在がギャグですよね- 眼球カリカリの小動物ヒロインは可愛かったです、偽眼の挿し絵は欲しかったですが。2014/02/03

わいやで

17
黒背景に銀髪っていいよねーと思って衝動買い。設定はとても好みだし、こういう黒設定の作品もっと増えろとつねづね思ってはきた・・・んだけど、この作品はちょっと無理だった。主人公の一人称が致命的に嫌い。他にもツッコミどころは多数で、自分には合わないという結論に。ファミ通でこの設定だったので期待したのだけど残念。続刊は買わないけど、作者の次シリーズ出るなら手出してみようかな。頑張って欲しい。2014/02/10

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