内容説明
2年におよぶ介護の末、母を亡くした名家の令嬢ベスは、財産がすっかりなくなってしまったことを知って愕然とする。相続した株のおかげで飢えることはないが、屋敷は手放すしかない。思い悩んでいたとき、ドアチャイムが鳴った。雨の中、立っていたのはその株を望む会社経営者ジュード。お嬢様育ちの彼女を毛嫌いしている、冷徹な男だ。母親の遺言によれば、ベスが彼と結婚しないかぎり、ジュードは株を手に入れることができないらしい。するとベスは突然、彼に抱き上げられ、屋敷に連れ去られた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やまと
5
無理矢理さらって、無理矢理結婚しといて、ヒロインを傷つけ続けるヒーロー に、イライラ。最大の被害者はヒロインだって。。。2015/07/22
きき
3
これ読む前にロビンドナルド読んだのが良かったのかまだ耐えられた。ヒロイン負けてないのが良い。きっぱり拒否して避け続けてるのが良い。妊娠中の階段落ちエピは悲しいから嫌だけどヒーローもっと憔悴させちゃえと悪魔の私が思う。2016/04/22
麻琴
3
前半嫌いなので流し読み。後半ヒロインがヒーロー避けるようになってからが好き。こんなこと言っては性格悪いけど、ヒロインが入院するところはもっと深刻な事態にしてもよかったのに。ヒーロー本人も万が一のことがあったら生きていけなかったと言ってるぐらいだし、危機ぐらいあった方が徹底的にヒーローが痛めつけられたと思う。それぐらいしてもヒーローがやらかした最低行為の償いにはならないけど。 脳内ではヒロインはもっといい人と巡り会って、ヒーローは捨てられてどん底に落ちることになってる(笑)2015/10/01
麻琴
1
ヒーローに好感が全く持てない作品なのに何故かよく読み返してる。ムカつくだけなので前半は流し読みで。古い作品だからと流せないレベルで訳が不自然で分かりにくいところがあるのが残念。ヒロインの口調も古めかし過ぎて疲れる。古風な口調自体は本来嫌いじゃないのに。新訳してくれないかなあ。（1984年の作品。日本発売は86年）2016/04/21
やこ
1
初ハーレクイン。ヒロインの感情もよく分からずヒーローには腹が立ち、よくわからん何だこれはと思っていたところ、皆さんのレビューでも同じようなことが書いてあって安心しました(笑)とりあえずこの作品は肌に合わなかったということで。2016/01/14
