内容説明
常に民族と宗教が対立する世界の中で、日本では公家と武家、神と仏などの対立構造をうまく制御しながら長く平和が保たれてきた。この独特の統治システムの正体は何か。様々な事例から日本文明の本質を探る。
目次
「弱い歴史」と「強い歴史」
文明の「断層線」
「自爆テロ」と「文明の衝突」論の行方
文明の「横断線」―「捨身飼虎」図の背景
パクス・ヤポニカの可能性
文明対話の調停者
宗教言語の聖性と世俗性
惨劇のシンボルから「平和」の象徴へ
死者を許す文明と許さない文明
大乗仏教と明治無血革命―トインビーの視線〔ほか〕



