内容説明
「聞き流す」「早とちり」「思い違い」「うろ覚え」で大失敗! 何度注意されても同じミスを繰り返すのはなぜ? 『「上から目線」の構造』の著者が教える、仕事も人間関係もうまくいく、本当の「聴く力」の鍛え方! 「聞く耳」から「聴く耳」へ変えると、仕事も人生も変わる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こうせいパパ
56
「話を聞いていない」と妻によく怒られるが、相手に関心を持ち、気持ちを向けて聴いていなかったのだろうと反省。気持ちが向いていなければ、相手の言葉は音としては聞こえても意図は何も伝わらない、との指摘に激しく納得した。「聞く」は受動的、「聴く」は能動的。気力溢れる毎日を送る人は日々の出来事をよく覚えているが、何となく日々をやり過ごす無気力な人は日々の出来事をあまり覚えていない、とのこと。実に胸が痛む。2015/03/14
まさきち
40
あまり深くはないのですが、自分の行動を振り返るいいきっかけを与えてくれました。相手のことに関心を持って聴く、簡単そうだけどついつい忘れてしまっているかも。でもそれ以上に印象に残ったのはこの症候群にかかった症例が身の回りになんと多いことかということですかね。2014/11/06
香菜子(かなこ・Kanako)
30
「聴いてるつもり」症候群。榎本博明先生の著書。私は人の話を聞いているつもりでも実際には聞いていないことが多くて、いつの間にか自分が一方的に話し続けていることも多い。傾聴力皆無の典型的な「聴いてるつもり」症候群なのかも。傾聴力皆無人間、馬の耳に念仏人間から脱却するためのヒントが得られる良書です。2018/09/28
メタボン
20
☆☆☆★ ビジネスにおいて聞く姿勢は大事。傾聴を心掛けたい。相槌、オウムがえしもテクニックではなく、心から相手の話を聴きたいと思うことから自然と出るように。2015/11/14
dowalf
16
「返事はいいのに話を聞いていない」、「自分の話しかしない」、「早とちり」…こ、これは私の事や!と、手に取りました。この本はこんな「聴いてるつもり症候群」の人に困っている人や、「症候群」の人本人に向けて書かれたもの。会話のスキルを駆使する前にまず相手に関心を持ち、気持ちをくみ取る姿勢をとる事から「聴く耳を開く」事が始まるんだ、という内容に、いかに自分が表面的なコミュニケーションしかしていなかったかを知り、猛省しました。まずは意識するところから…道のりは長そうですが、「聴き上手」目指して行きたいと思います。2015/05/30