集英社文庫<br> だいたい四国八十八ヶ所

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集英社文庫
だいたい四国八十八ヶ所

  • 著者名:宮田珠己【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 集英社(2014/08発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784087451535

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内容説明

特に神妙な動機は何もなく、一周してみたい(四国)、全部回ってみたい(八十八ヶ所)。いっぱい歩きたい、という理由ではじめた四国へんろの旅。次々とできるマメの痛みや避けられない台風、たくさんの難所に悩まされつつも、とにかく歩いた合計六十四日間。自転車でしまなみ海道を渡ったり、カヌーで川を下ったり、信心薄め、観光&寄り道し放題の、タマキング流「非・本格派」へんろ旅の全記録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆいまある

109
東京からうどん県に移住して16年が過ぎた。相変わらず職場と自宅から出ないので、珠己さんと一緒に四国を再発見した気分。歩いて四国一周!そういうことする人がいるのは知ってたし、見かけてもいるのだが興味がなくて視界に入っていなかった。遍路道とか遍路宿という言葉も知らなかった。珠己さんが子供の頃見ていたトンネルは峰山と思われる。そうかあの辺に珠己さん住んでたのか。これ読んであちこち行ってみたくなるかというとそんな事は全くなく、足に豆ができたら辛かろう、雨の中歩くのは辛かろう、家で寝てるほうがいいやと思った。2019/04/21

吉田あや

100
だいたいは八十八ヶ所のエピソードだよ、そんな感じだよ、となんとも肩の力が抜けた素敵なタイトル。そのタイトル通り観光もすれば四万十ではカヌーを楽しみ、高知の海ではシュノーケリングと実にのびやか。私ものんびりとした巡礼を始めたので、宮田さんの本書は心づもりが重なる部分も多くこのタイミングで読めて本当によかった。旅の記録としての面白さはもちろん、困ってもどうにかなるという大らかさ、人間感覚のバランスの良さ、宮田さんの旅へのスタンスと心持ちがとても気持ちよく、心がふわ~っと解放された。 2015/10/12

みき

63
適当な旅人が適当なお遍路をする本という感じ。なんの頭も使わずに楽しめる。あーなんかお遍路行きたくなるかもなぁ!いつかね!覚えてればね!行けたら行くわ!ともなる。つまりはそう。いつもの宮田さんの本。宮田さんの本は初読だけどそんな感じ。2023/11/11

saga

62
2014年1月が第1刷なのに楽○では入手できず、ようやく手に入れた本書。タイトルどおり程よく力の抜けたお遍路紀行で、お気に入りのフレーズに附箋を付けていったら、10本以上にもなってしまった。予想外に面白い文体で、著者の他作品を消費税増税前に駆込み発注してしまった。八十八番札所を打ち、札所巡り1周を果たすべく六番札所へ向けて歩くくだりで、何気ない文章なのに何故だか感動する自分がいた。2014/03/31

ばんだねいっぺい

56
「だいたい」の力溢れる四国歩き旅2017/04/13

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