内容説明
切望していた子供を持てないまま夫を亡くしたジェイダは、生まれたばかりの女の子を引き取り、リーナと名づけた。ところが1年後、大富豪の実業家アリク・ヴァシンがリーナの実の父親と判明し、裁判所は彼に親権を与えてしまう。いくら血のつながりがあるうえに巨万の富の持ち主だとはいえ、アリクは見るからに傲慢で、その体躯のたくましさは恐ろしいほどだ。こんな人に、かわいいリーナを渡さなければならないなんて!ジェイダは絶望に泣き崩れ、リーナは母と離され泣き叫んだ。アリクはそんな2人をじっと見ていたが、やがて冷たく言い放った。「そんなにこの子と一緒にいたいのなら、ぼくの妻になれ」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
romance_holic
3
天涯孤独の元傭兵。友人は国王サイードだけという凍結ヒーロー。サイードとクロエのロマンスが気になった方は「シークに娶られて」をチェック♪2016/01/10
麻琴
2
子供を養子に迎えようとしていた未亡人のヒロインと子供の実父ヒーロー。裁判所が親権を父親であるヒーローに与えたことで絶望に泣き崩れるヒロインにヒーローが結婚を持ちかける、という話。とにかくヒロインが無理。あくまで親権はヒーローで、彼のおかげで子供と引き離されずにすんだというのに、やたら上から目線で偉そう。そもそも裁判の日を勝手に変えて親権争いで自分に有利にしようとしたり、いい子ぶってるだけで性格悪い。もう少しで娘が実の父を知る機会を奪う所だったという罪を自覚してない。(コメントに続く)→2015/10/03
miki
1
インドにルーツを持ちアメリカ育ちのヒロインとロシア人の孤児で日本にも滞在したことのあるヒーローが珍しかった。ヒロインの亡くなった夫とのインド風な結婚式に興味津々でした。娘に対して少しずつ愛情を感じていくヒーローが良かった。あとプライベートジェットってやっぱりうらやましい…笑2017/11/17
ゆか
0
再読 自分はヒロイン重視なんだなと思った。この話は好きになれない。2017/06/26
くまた
0
出産前から養子にもらう予定だったリーナの実の父親が判明し、裁判所で顔を合わせることになったジェイダとアリクのお話。微妙。あまり好きになれないヒロイン。親権を取った父親が乳母として雇うと言ってくれているのに保証がないと拒否しておいて、結婚するとなったら急に「あの子と一緒にいるためならなんだってするわ」って嘘ばっかりって感じ。便宜的なごり押し結婚のわりに相手の世話になって当然という態度がいただけない。2017/06/16
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