内容説明
ヘイゼルは3年ぶりの帰郷を前に、苦い過去を思い返していた。レイフ・サヴェッジ――コーンウォールの古い館に住む大地主。ヘイゼルが10歳のとき父が亡くなり、彼女はその館に引き取られた。恋を夢見る年頃になって、ヘイゼルはレイフをヒーローに見立てた。18歳の誕生日の夜、自らレイフに身を捧げ、ふたりは夢のような一夜を過ごした。なのに翌朝、彼は態度を一変させたのだ。以来、ヘイゼルはアメリカに渡り、彼を避けて生きてきた。いまになって、後見人であるレイフから帰国を命じられるなんて。あのときと同じ、彼の本心は見えないまま……いいえ、おとなの女性として、今度こそ彼と向き合えるときが来たんだわ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きき
4
再読。前に読んだときはヒーローがヒロインの初夜拒絶に凹んだり完全に尻に敷かれてて男でしょしっかりしろって印象で好きになれなかったのに、傲慢、鬼畜、非常識なヒーローばかり出てくる作品読みすぎたからか再読してみたらヒロイン大好き〜なヒーローがまともに思えて好きな作品になった。離れてた期間も他に女性いなかった所も好感度アップです。2016/03/31
ひまわり
3
後見人もの。この設定好きだわ。ヒーロー妹の策略もひどいけどヒーローの言葉足らずがひどい。かんじんな事は言わない癖に暴言は吐きまくる。2014/02/06