中国人OLは見た! 猛毒中国ビジネス

個数:1
紙書籍版価格
¥1,540
  • 電子書籍
  • Reader

中国人OLは見た! 猛毒中国ビジネス

  • 著者名:張益羽【著】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 講談社(2014/01発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062187534

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

日本企業はなぜ中国市場で間違えるのか? 中国企業は巨額の富を稼ぐのに、現場ではバックマージン、賄賂、アイデア盗用など、ありとあらゆる不正がまかり通る。中国人でありながら日本の広告代理店の社員として前線で10年間働いてきた著者が暴露する、中国ビジネスの闇。

目次

序章 反日教育を受けた私は、日本国籍を取得しました
第1章 外資系企業は、カモですか?
第2章 キラキラ「巨大市場」の闇
第3章 「中国で稼ぐ」見果てぬ夢
第4章 欲望に満ちた市場、果てしない孤独感
第5章 契約のために、とにかく粘ります
第6章 中国は、巨大工場ではなく、巨大買い手市場です
第7章 自称「中国ビジネス通」の恐怖
第8章 奈落
第9章 さらばチャイニーズ・ドリーム
第10章 何が中国の真実なのか?
終章 ならばどう中国市場と付き合うべきか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨータン

16
会社ですでに中国とは商品の購入等で取り引きはありますが、品質などで少なからず問題があります。今後、もう少し大きな規模で中国とビジネスをする機会が増えると思いますが、この本を読んで、信じられないくらいたくさんの壁を乗り越えていかなければならないんだなと少し弱気になりました。でも知っておいてよかったです。2015/09/03

エリナ松岡

11
中国、というか、新興国での取引では多分多かれ少なかれこうなっちゃうんだろうなあ、というのが正直な感想です。ものすごく体力を消耗しそうですし、非効率なのはその通りだと思います。ただ、そこに面白さもあるんじゃないかなとも僕は思います。理詰で事がスムーズに運ぶんであれば、人を選ばず誰でもできてしまいますので。2020/01/14

芸術家くーまん843

8
上海の大学から日本の大学院に留学し広告代理店に就職。上海万博という大きなビジネスチャンスと出会うがそれはチャンスではなく地獄のはじまり。中国では契約は意味がなく契約した後に値段交渉がはじまったり期日を守らないことは想定内。契約せず口約束で仕事を進めるなどもっての他。契約し前金で払ってもらって仕事をするのが基本。中国では給料は偉い人でも月10万円以下。そうした人がなぜ立派な家に住み高級車に乗り子どもを留学させることができるのか?それはキックバックをもらっているから。日本の常識は諸外国の非常識だと思う一冊。2014/03/05

Koichiro Minematsu

7
中国ビジネスの難しさは、感覚の違い。 個人の欲望でのビジネスは、コネと金で成立。 どこも同じ。 中国ビジネスならなおさら。 我が身しか考えられないビジネスであれば、うまくいかない。それは、本著にあるようにアンフェアな関係のビジネスが展開されるだけ。 大きな力にねじ伏せられる!2014/08/24

Machida Hiroshi

5
本書は、中国の大学を出てから日本の大学院に入り、さらに日本の広告代理店に入った中国出身の著者が自分の体験を書いたノンフィクションです。著者は、日本の永住権を取るだけでなく、日本に帰化したそうです。中国生まれの中国人でありながら、今は日本国籍になって、中国と日本のどちらも愛するという著者が、生まれ故郷の中国で日本企業の先鋒として中国企業相手に戦ったキッツイ体験談を面白おかしく読めました!僕は単純に中国ビジネスって凄いなーと感嘆しながら読みましたが、これから中国でビジネスをする人には良い参考書になりそうです。2015/06/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7636964
  • ご注意事項