- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
壮絶な主導権争いは何をもたらすのか
流通業界ではメーカー(上流)、問屋(中流)、小売(下流)の垣根がなくなり、チャネルリーダーのポジション争いが激化している。流通の変化は消費者にどのような影響を及ぼすのか。30年間にわたって流通の現場を歩き、「ウォーキング・エコノミスト」と呼ばれる経済学者が、マクロとミクロ両面の視点から日本経済の先行きを見通す。
[目次]
第1章 流通から見えてくる日本経済
第2章 なぜセブン‐イレブンはミールサービスを始めたのか
第3章 アジアが日本の流通を変えた―ユニクロの成功の秘密を探る
第4章 そうは問屋が卸さない―いま中間流通に何が起きているのか
第5章 情報通信技術で変わる日本の流通
第6章 都市の変容とともに小売業も変わる
第7章 チャネルリーダーの地位を確保せよ
第8章 アジアの需要を日本の内需に
結びにかえて―流通の現場は刺激に満ちている
目次
第1章 流通から見えてくる日本経済
第2章 なぜセブン‐イレブンはミールサービスを始めたのか
第3章 アジアが日本の流通を変えた―ユニクロの成功の秘密を探る
第4章 そうは問屋が卸さない―いま中間流通に何が起きているのか
第5章 情報通信技術で変わる日本の流通
第6章 都市の変容とともに小売業も変わる
第7章 チャネルリーダーの地位を確保せよ
第8章 アジアの需要を日本の内需に
結びにかえて―流通の現場は刺激に満ちている
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
257
特に流通の日本経済の発展に合わせてこれだけ進歩したのかとよくわかる。ユニクロとかヤマトが印象的だった。2016/04/21
ito
48
流通業は時代の変化とともに大きな変化を遂げてきた。著者は流通の現場に携わり、取材から得た知見から、日本経済の潮流が見えてくると分析する。流通業に起こった様々なドラマは、日本経済に起こったイベントが背景にあると説明する。高度経済成長期の消費ブーム、バブルによる不動産ブームとバブル崩壊による金融危機、円高による経済構造の変化、グローバル経済への対応など、これらのイベントを背景に百貨店の停滞、コンビニとカテゴリーキラーの台頭などの事例をわかりやすく解説している。2014/05/12
アナクマ
27
現場で見聞きした流通話をベースにベテランが経済解説。◉4章。問屋不要論は古くからあるが、機能はなくならない(機能1.ロジスティック(在庫、仕分け、配送)2.商流(小売店とメーカーを繋ぐ)3.決済(代金回収支払い、信用提供))誰が担うか。商流の上下流は利益をあげやすいが中間では難しい(スマイルカーブ)◉8章。近くにある大きな二国間の貿易額は大きくなる(グラビティモデル)。アジア諸国を考えれば日本の輸出入は増えるはず。結論→ 徹底した選択と集中による高度な差別化を。アジアの需要を日本の内需に。とのこと。2020/03/31
犬こ
22
再読本。時代の流れは早いもので、流通のテクノロジー邁進は刻々と進んでおり、どこまでいくのだろう。ちょっと前の革新がすぐ古くなってしまう変動に考えさせられます。2018/03/23
犬こ
20
コンビニ大手、ユニクロ、百貨店、大型家電店、サントリー、アップル、東レなどなどを例に、小売店とメーカーの逆転、メーカーの直販参入、グローバル展開など流通業界は大きな変革を強いられていることが、とても分かりやすく書かれています。中身が濃くて、流通のことがぎっしり詰まっていて、かつ簡易な説明。かなりお得な一冊です。2015/04/28
-
- 電子書籍
- ミクロ経済学の力
-
- 電子書籍
- 「もう歩けない」からが始まり――自衛隊…
-
- 電子書籍
- シャーマン~呪術師の物語~【タテヨミ】…
-
- 電子書籍
- 背水の魔王、ゲーマーになる!(2) マ…
-
- 電子書籍
- メダリスト(6)