内容説明
世界的大家が見る、日本の過去・現在・未来
領土紛争、沖縄と基地、憲法改正、集団的自衛権、核・原発、歴史認識問題など、未解決の課題が山積する中、東アジア情勢は一層その緊迫度を増している。日本の選択はどこにあるのか。これまでと同様に米国への「従属」を続けるのか、アジア中心の新たな安全保障体制を構築するのか、それとも……。戦後日本の歩みに限りない共感を示す、二人の歴史家からの日本へのメッセージ。
■目次
第一章 サンフランシスコ体制――その過去、現在、未来 ジョン・W・ダワー
第二章 属国――問題は「辺境」にあり ガバン・マコーマック
第三章 [対談]東アジアの現在を歴史から考える
目次
第1章 サンフランシスコ体制―その過去、現在、未来(サンフランシスコ体制の歪な起源 問題を孕む八つの遺産 現在の不確実性 恐怖と希望)
第2章 属国―問題は「辺境」にあり(サンフランシスコ体制が生んだ「根本的問題」 沖縄―ないがしろにされつづける民意 馬毛島―秘密裏に進む軍事基地計画 八重山諸島、与那国島―四つの難題 尖閣(釣魚)諸島問題―五つの論争点
辺境の島々と北朝鮮―「正常化」交渉の挫折と核実験
「辺境」は「中心」へ)
第3章 対談 東アジアの現在を歴史から考える(属国の代償 歴史問題論争―戦争の記憶と忘却 朝鮮半島問題―核と拉致をめぐって 改憲―揺らぐ反軍国主義の理想 領土紛争と東アジアのナショナリズム 台頭する中国のゆくえ 「パックス・アメリカーナ」か「パックス・アジア」か)



