内容説明
レンベルク伯爵家の弁護士イザークは、行方不明にある伯爵の孫を捜索中、パリの男娼館で働いていた目当ての青年に出会い、屋敷に連れ帰る。だがその正体は、ロシアンマフィアが財産を狙って送り込んだスパイ・ルカだった! イザークは疑念を抱きながらも、一族の冷めた待遇からルカを庇い、人の温もりを知らない彼の心と身体に愛をすり込んでいく。許されない関係に溺れてしまうルカ――組織の計画は目前に迫っていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
那義乱丸
29
本物か偽物か、スパイなのかスパイではないのか。騙す者と疑う者の複雑な攻防には甘さが入る隙など無いように思えるのだけれど、それぞれが抱える背景や心情が毀れるにつれお互いの心に切なさの混じったさざ波が立っていく。BEフラグが見えてきてしまう二人だったから一体どうなるのかと気になって読み進めた。凍える世界から柔らかな日差しを感じるハピエンへと向かったのは嬉しかったけれど、すっきりしないままの事柄もいくつかあって少々不完全燃焼な読後感。殺伐とした中で愛を芽生えさせていく面白さがあるだけにもっとじっくり読みたかった2014/01/19
まふぃん
20
流石、華藤さん、海外の描写が詳しく美しい! 人物設定もいいんだけど、後半急いで展開にしてもったいない感じに。2016/03/14
たにしぃ
20
書泉のホワイトハートフェアで購入。国をまたいで壮大な話だったけど最後のほうは何でそうなるの?という感じもあり、乗れなかった。葛西リカコさんの絵は良かった!2014/09/29
まる丸
16
☆☆ グレイッシュな時代背景とイラストがピッタリ。出だしのドキドキ感が良かった、後半ちょっと肩透かし2014/12/10
めめめ
11
ストーリーも雰囲気も設定もキャラもいいのに…(以下省略)といういつもの華藤さん。「ルカはその時イザークに恋をしたーー」って書かれても、いや、それを自然に感じ取れるように書いて欲しいんだけど…と思う。でも、冬になると読みたくなる話です。2016/11/29




