内容説明
観音菩薩の化身、ダライ・ラマがみずから般若心経の価値と意味を語る! 空、カルマ(業)、輪廻、そして仏教の宇宙観、人間の生と死とは……。日本人に最も愛される経典を理解し、仏教思想の真髄に迫る。
目次
第1章 観音菩薩の化身、ダライ・ラマに学ぶ般若心経(呪文のような「漢訳」般若心経 仏陀自身の解釈も時々で異なる ほか)
第2章 ダライ・ラマと読み解く「悟りへの智慧」(なぜ人は「悟る」必要があるのか 輪廻を決定するカルマには優先順位がある ほか)
第3章 般若心経の真髄、「空」とは何か(中国語で読んで陥り易い誤ったイメージ 「空」が先か?「0」が先か? ほか)
第4章 悟りに到る実践法(すべてが克服され、究極の涅槃に到る 衆生の救済のため、この世に止まる菩薩たち ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tenouji
4
著者は、大谷幸三氏ですね。基礎的、文字的知識を整理するには、丁度いいかも。2015/05/22
芋煮うどん
3
インタビューをうまい具合に編集していて、「ダライ・ラマ」本にするのはどうか、と思うが、分かりやすくふざけてもおらず、文庫本としては十分満足。 2020/05/07
あきら
2
昨年、ダライ・ラマの講演に行ってから、まあ、そのまえに読んだ「怒りの癒し」を読んでから、ハマっています。本質的には同じ事を語っているのだけれど、何度読んでも新鮮というか、清々しい気分になるし、逆に反省しきりになったりする。まだまだ自分は熟読したと言えるほど理解はしていないが、この感覚を切らさないようにしていきたい。2017/01/07
おくてつ
2
昨今、イスラム教が話題となり宗教の勉強もしないとなと思った時に、そもそも俺って仏教徒なんだよなと思って手にした本。 曽祖父が千巻写経したりして、門前の小僧ではないけれど、般若心経なら人の読経について唱えることはできる。でも、それは完全に音から入った暗号、呪文。 その般若心経を漢語、サンスクリット語、チベット語から「空」を読み解く。 正直、一回読んだだけだと、理解しきっていませんが、いいとっかかりになったと思います。2015/12/13
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