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内容説明
話しているうちに、なぜかいつも堂々めぐりの説明になってしまう。「根拠は?」と問われると答えに窮してしまう――。そんな症状があったら要注意だ。物事をロジカルにとらえ、言葉にできていない恐れがある。いくら伝え方、聞き方、見た目などに凝ったところで、客観的な事実や論拠を、整合的に提示しないことには、人は動かないのだ。本書は、あまたの有名ディベート大会で優勝した、異文化コミュニケーションの専門家が、・とりあえず問題をYes/Noに分ける・言いたいことは、主張、論拠、データの3点で押さえられる・提案は哲学(理念)に基づいた一貫したものとするといった、ロジックの基本を一つずつレクチャーすることで、理屈っぽく難しいと思われがちな論理の作法を、徐々に読者に浸透させていく。見開き70項目と、各章末のトレーニング問題から構成された本書は、論理的とは何か、知っているようで知らないその本質から解き明かし、問題解決や意思決定、企画立案、説得、提案、交渉など、あらゆる仕事に必須となる思考の基盤を伝授する。「考える」だけでなく、他人に伝えるための論理力が身につく一冊。
目次
第1章 論理的であるとは、どういうことか(ロジカル・シンキングとは何か 何のためのロジカル・シンキングか ほか)<br/>第2章 ロジカル・シンキングの基本を知る(ロジカル・シンキングとクリティカル・シンキング 意見の相違を議論で埋める ほか)<br/>第3章 合理的な問題解決と意思決定のために(問題を発見し、問題領域を設定する 哲学(理念)に基づく、一貫した論理を組み立てる ほか)<br/>第4章 問題解決策の立案とプレゼンの技術(セルフ・ディベートの方法 効率的な議論展開の方法 ほか)<br/>第5章 ロジカル・シンキングを磨くために(ディベートから学ぶロジカル・シンキング ディベートからプレゼン、交渉へ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
halfumi
まゆまゆ
なつか(捺榎)
ながりこ
もっち