カドカワデジタルコミックス<br> ヨマイヤマイヤのこどもたち

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カドカワデジタルコミックス
ヨマイヤマイヤのこどもたち

  • 著者名:釣巻和
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • KADOKAWA(2014/01発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041209745

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内容説明

『くおんの森』や『童話迷宮』の釣巻和による、角川初コミックス。全寮制の男子校で生活する生徒たちの間でささやかれる不思議な呪文「ヨマイヤマイヤ」。少年たちの繊細な心、少年時代の情緒的な体験を描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どんぶり

23
なんとも不思議な物語。表紙が素敵です。内容は、登場人物はつながってるけど話の本筋はつながってないような不思議な話でした。結局「ヨマイヤマイヤ」の意味はわかったようなわからないような。中学から高校までの6年間をエスカレーター式で進級し過ごす男子のみの寮制の学園が舞台。男子校ということで、釣巻さんらしいちょい匂わせな話もあります(^^)こういうほんのり系は嫌いじゃないです。釦(ボタン)や瓶詰めの飴、木蓮、蝶など素敵な小物や動植物が取り上げられています。好きです。ただ、キャラの見分けがつきにくかったです(笑)2014/02/13

めくる

13
男子寮で第2ボタンで、BLぽいのかな……?と思ったらそんなこともありませんでした。答えが明示されている物語ではないのですが、そのあやうさ、不思議さが魅力というか。妹ちゃんの話と双子の話が好きです。ヨマイヤマイヤの意味は様々にとることができるのですが「夜毎夜毎夜」の字を充てている結末が印象的でした。怪に連載されていたのですね。絵は文句なしの表現力。2013/12/31

mt.gucti

12
夜、毎夜、舞いや?。相変わらず不思議な世界が広がっていくけど、蝶の触覚すらリアルに感じる精緻な筆致で、凄く説得力を感じる。浸れる作品です。2015/06/13

こぽん

9
読後はもやっとしてしまいますが、この作者の絵と作風なら納得。もう少し少年たちの違いが分かり易かったらなぁと我儘を思ったりしたりも(笑)感想で長野まゆみ的というのを見たのですけど、とても納得。母親が寮の息子にアメ玉を送っているあたりとか。二重写しに見えました。成長途上の少年たちの儚げさ。ヨマイヤマイヤの意味。たぶん時間をおいて再読するとまた感想も変わるんだろうなと思いつつ。時を待つ事とします。2013/12/21

シノ

7
釣巻さんの絵はすごく美しい。読むたび読むたび驚いてしまうくらいに。 全てのお話が不思議で、でも特にクロとシロのお話が印象的だった。 毎回思うのだが、長野まゆみさんの小説をコミカライズして欲しい。本気で。2013/12/16

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