内容説明
リリーはかつて病気の父の入院費を工面するために大学を辞めた。いまは、多くの稼ぎは望めないが、困った人たちの相談役の職を得て、亡き父が遺した実家のローンを必死に返す日々を送っている。そんなある日、仕事を通じて有名実業家のハンターと出会い、彼がかもす濃密な空気に魅了されるまま、夢のような一夜を味わう。でも女という女を虜にする彼に本気になっても、最後は傷つくだけ……。恍惚と理性のあいだで揺れるリリーの心の隙をつくように、ハンターが驚きの提案をする――1年間、妻として君を買いたい、と。それは、ビジネスに有利な社会的安定を得るためと言いつつ、寝室でも“妻”でいることを匂わせる、甘い毒のような申し出だった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
2
キャロルさんはやっぱり苦手でした。ストーリーはこじ付けが多く、無理がある。母親のために実家を維持しようとローンまで組もうとする意味が解らない。母親は50代で健康なんだから、いくらでも自分の面倒は見られると思うし、馬鹿じゃなし、そこまで娘に無理をかける親がいるとは思えない。ヒーローも賢いんだか、意固地なんだか、非道なんだか…みたいな、どこまでも中途半端でした。2014/12/18
キッチンタイマー
0
カウンセラーと投資コンサルタントの話。心理カウンセラーのアプローチがもぞもぞするし、頭脳格差厳しいなあ。ヒーローの傲慢発言で引いちゃうし。2014/01/01
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