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内容説明
子どもはかわいい。でも、心を鬼にしなければいけないときもある──。一組の夫婦から生まれる子どもの数が少なくなり、親の目と手が子どもに「行き届きすぎる」時代になった。こうしたなか、「親の過剰な関与が子どもの自立を妨げる」という新たな問題が起きている。どうすれば、自立して生きていける「足腰の強い子ども」が育つのか。辛口コメントで人気の台湾人論客が、異国の地で二人の子どもを育てあげた自らの経験をもとに綴る。子育てをしている人はもちろん、していない人も一読に値する骨太な教育論。
目次
第1章 人間形成は家庭から(自立と責任について 豊かさと忍耐について)<br/>第2章 学校で何を学ぶのか(学校は学びの場 教師の役割とは 社会への入口としての学校)<br/>第3章 責任ある社会をつくるために(社会の構成員としての自覚 職業人としての倫理)<br/>第4章 子育てと国家(闘う覚悟があるか 日本人であるということ)<br/>終章 強く美しい日本の未来に向けて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Karry
1
具体的な子育て法ではなく、どちらかというとマインド部分のお話。著者はとても筋の通ったまさに凛とした方。私はここまで子どもに筋を通せていない…でも、なるべくお手本になるよう、姿勢で見せていこうと思いました。後半は少し政治寄りの話になっていき、もう少し実体験のお話などもあると良かったなーと感じました。2017/07/07
Miwa
1
なるほど!と参考にさせて貰いたいところと、ならないところと… いろんな育児書が出てる中で、自分が一番いいと思ったものをいいとこ取りすればいいのかなと思います。2015/08/23
@yuc
1
共感する部分多々ありました。金美齢さんのような強い母にはなれないけれど、メリハリある子育てができるといいな。子育て本のようですが、親がシャキッとしないといかんよ!ってことで、自己啓発本でもありますね。2014/03/02
SONY JORDAN
0
素晴らしい。凛とした子育てをしよう。日本人として!2015/10/19