お面屋たまよし 不穏ノ祭

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お面屋たまよし 不穏ノ祭

  • 著者名:石川宏千花【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 講談社(2014/01発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062694827

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内容説明

妖面、なりたいすがたになれるというそのお面は、面作師の中でも、腕のいい者だけが、作れるのだという。妖面は、諸刃の剣。面をはずせなくなれば荒魂化し、人として生きていくことができなくなる。それでもなお、人々は、今日もお面屋を訪れる――。時代ファンタジー第3弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

七色一味

61
読破。とりあえず既刊の3冊は読んだけど、やはりいい話です。最後の話は、思わず泪が…。「互いを思いやる」と言う自己満足の結果、それでも、それ以上の絆を得られたお話は、じんわりと、心に染み込んで奥底で小さなオレンジ色の炎となって、胸を一杯に満たしてくれました。佐和の、精神的な成長のお話も良かったし、師匠のお話なども、人柄が垣間見れてますますこの物語世界がしっかりと構築されていくようで、とても嬉しいです。や、このシリーズは文句なしにオススメです。2014/08/31

BlueBerry

52
やはり3作目ともなると若干のパワーダウンは否めませんが、それでも楽しく読めたと思います。ページ数少なめ&1ページ15行、イラスト入りと早く読める本の要素が三拍子揃っているので誰でも短時間で読めると思います。総合○2014/11/24

やんやん

50
やっと 甘楽、太良がどちらかわかりました! 今までくくってる髪が見えなかったので たぶんとは思いつつ。 今回は同僚が出てきましたね。その分 甘楽、太良の運が良かったのだということがわかります。そして愛情たっぷりに注がれていることが。 三話目のお話は切ないけれど幸せなのかな。 展開がいろいろあり本当に飽きがこないです。長く続くといいなぁと思うシリーズです!2014/12/13

hirune

49
太良と甘楽は身寄りもない捨て子だったけど、いろいろ恵まれてるんだなぁと 同業の佐和と猪織利の過酷な身の上を考えると思ってしまう。過保護なパパもどきが2人もいるしね😅最終話では辛うじて荒魂化しなかったけど、ルールを破ると他にもどうなるかわからないリスクがあるんですね。今回はどこか温情のある結末で良かったけど☆2019/07/12

こゆ

42
シリーズ第三弾。「背中合わせの対話」同業、同年代のお面屋目線で2組のお面屋の出会いのお話。佐和はひねくれてはいるけど、太良と甘楽が人間ができすぎてて、自分の境遇と比べて苛立つ気持ちはすごくわかる。「木屑入りのお茶」天狗の竜胆目線のお話。仁王次達とのやりとりが楽しく、本作で一番ほっこりするお話。「波紋の行方」お鶴も夫もいい人で、ある意味ハッピーエンドではあるが、切ない。夫の不審な言動は思った通りで、気づいて…!ともどかしかった。やはりこのシリーズは面白くて切ないし、キャラも良すぎるし、大好きだ。2019/04/05

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