シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」

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シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」

  • ISBN:9784822249809

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内容説明

金融市場、天候、政治(選挙)、プロスポーツなど、さまざまな分野における予測の重要性と精度、失敗例・成功例などに具体的に言及しながら、複雑に絡み合った情報のなかに混在するシグナル(予測の手がかり)とノイズ(雑音)の見分け方、陥りやすい落とし穴、予測の精度を高めるための手法などを平易な言葉で解説する。ビッグデータ分析のための貴重なヒントを凝縮した一冊。

目次

壊滅的な予測の失敗
キツネとハリネズミ―予測が当たるのはどっち?
マネー・ボールは何を語ったか?
天気予報―予測がうまく機能している数少ない分野
巨大地震のシグナルを探す
経済予測はなぜ当たらないのか?
インフルエンザと予測モデル
間違いは減っていく―ギャンブルとベイズ統計
機械との闘い
ポーカー・バブル
打ち負かすことができないなら―金融市場と予測可能性
地球温暖化をめぐる「懐疑心」
見えない敵―テロリズムの統計学

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kawai Hideki

55
2008年の米大統領選挙の結果を50州中49州的中させた、気鋭のデータアナリストによる、「なぜ予測は外れるのか」の解説本。リーマンショック、選挙、野球、自然災害、経済予測、ギャンブル、テロなど、予測がクリティカルな分野で予測者が陥る様々な「落とし穴」を説明。予測の中にバイアスがかかっていたり、ノイズの中にパタンを見いだしてしまったり、が主な原因。残念ながら特効薬的な「シグナルの見分け方」がある訳ではない。エピソード一つ一つは非常に詳しく、また興味深く、読み物として非常に読ませる内容だった。2014/10/26

清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎

18
ひたすら、新しいことをくり返すこと

中島直人

17
予測という行為に関して、これを確率論について、ベイズ的思考について考える。分かり易い文章で、とっつき易い事例を豊富に入れてくれていて、ものすごく読み易い。ページ数の割に苦もなく読める印象。ただ、はじめの3分の1を読めば、主要な論点は読み取れるので、このページ数は冗長過ぎるのではないか。2016/10/08

HoneyBear

12
【原著の感想を転記】Perceived Accuracy や Confident-Sounding Predictions をひけらかす「専門家」の予測を鵜呑みにする危険。特に経済・金融の世界ではシグナルとノイズの峻別が困難。不確実を不確実と認める勇気と潔さが重要。Uncertainty is a better indicator of accuracy than confidence is と。その一方で生死に関わる判断をしなければならない医療統計学者はデータとモデルに対して謙虚と。その姿勢に学びたい。2014/08/23

turtle

11
読み応え満点です。 非常に幅広いテーマが取り上げられ、誰でも一つは興味のある分野が見つかるのではないでしょうか? ここで言及されていたオプショントレード、確かに毎年勝ち続けている人が存在しています。2014/03/02

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