内容説明
華麗なる一族に流れる悲劇の血脈!アメリカが愛した家族の半世紀。
米国オバマ大統領は、故ジョン・F・ケネディ大統領の遺児、キャロラインを駐日大使に指名した。アメリカ屈指の名門家系のヒロインが、ついに政治の表舞台に立つことになる。“王朝”と称されるほどの栄光の代償として、ケネディ家は数々の悲劇に翻弄されてきた。凶弾に倒れた大統領をはじめとして、暗殺二件、飛行機事故死三件、関わった殺人事件一件―。一族にかけられた「呪い」に抗いながら、彼女はいかに父の名を継ぐ覚悟を固めていったか?今なお絶大な人気を誇るケネディ大統領と、その最後の遺児をめぐる挿話を参照しながら、ケネディ家の興亡と、そこに象徴されるアメリカ現代史の光と影を、英米政治・文化研究の第一人者が映し出していく。
目次
序章 ケネディ家からの大使
第1章 JFKの遺産―パワー・プレイとしての政治
第2章 失われたキャメロット―宮廷のステイタス・ゲイム
第3章 スイート・キャロライン―父の窮地を救ったおさなご
第4章 呪われた一族―刃の上を歩く勇気
第5章 王朝の婿―ケネディ家に選ばれた男の矜持
第6章 第四世代という希望―「キャロラインの息子」が背負う期待
第7章 呪いからの脱出―娘たちが孕む未来
終章 日米のニュー・フロンティア
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホン
4
故ジョン・F・ケネディの親(第一世代)から孫(第四世代)まで多岐にわたり詳細すぎるくらい書かれており、逆に焦点がぼやけ理解不能になる始末(笑)。もう少し的を絞って一般受けする内容にならなかったのかと思う。今は亡きその妻ジャックリーン夫人と その娘 駐日大使のキャロラインの関係とか面白い。ニール・ダイヤモンドそれにプレスリーとか唄ったあの名曲「スィートキャロライン♪」 まさか彼女を唄ってたとは! 驚き!!。その息子ジョン・ケネディ・シュロスバーグ かなり賢そうだ 今から何十年後に もしや …?2014/01/29
スプリント
2
ケネディ家の呪いというタイトルですが話の中心は駐日大使になったJFKの娘のキャロラインです。本筋とは関係ありませんがバーバラ・ブッシュの日本での逸話が印象に残りました。2014/04/11
ことみ
1
都市伝説的なのかとおもいきや、しっかりした話で勉強になった。けど、びっくりするぐらい自分読むペースが遅くてびっくりした。2014/08/22
senyora
0
読みにくいので、かなり飛ばし読み。ジャックリーンとキャロラインの母娘関係が興味を引く。ボトックスを拒否とのこと、潔いな。題名「ケネディ家の呪い」は、あまり好きじゃない。2014/09/30
臓物ちゃん
0
ううむ、ローズマリーのことは書いてないしキャロラインのことばっかだし、思ってた内容となんか違う。ややこしいんだよタイトルが、これはキャロラインについての本なんだから。2014/08/12
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