単行本<br> グローバル・スーパーリッチ 超格差の時代

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グローバル・スーパーリッチ 超格差の時代

  • ISBN:9784152094193

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内容説明

世界の富を独占する0.1%のスーパーリッチはどのように生まれ、いかに格差を広げたか? 《フィナンシャル・タイムズ》年間ベストブックの傑作ノンフィクション。ジョセフ・ステイグリッツ推薦

目次

1 これまでの歴史と、その重要性について
2 プルトクラート文化
3 スーパースター
4 革命への対応
5 レントシーキング
6 プルトクラートとそれ以外の人びと

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

8
誰もが上に行くチャンスが有る。それをつかめるかどうかはまた別問題としても、チャンスの平等が保証されていれば、今は下の立場にいる人間もやる気を出して行動するため、社会全体に活気が生まれてくる。今まではそうやって巧く回っていたものの、今後も同じように回ってくれる保証はない。2014/06/15

ドクターK(仮)

5
格差拡大が言われるようになって久しいが、それは貧乏人が増えたというだけではなく、金持ちがさらに金持ちになったことも意味している。プルトクラートが自分たちのしている金儲けは社会全体の利益にもなると信じていることや、国や民族といったコミュニティよりも、国境を越えたエリート同士のつながりの方に愛着を持っているという内容は特に興味深かった。2014/04/10

鉄路のほとり

3
邦題はちょっと…な感じだけど中身は真面目な議論。前半は、お金持ちの生態。後半は、スーパーリッチがいかにして、社会のルールを「自分たちの現状が維持されるように」維持・変更しているかという実例の紹介で、読むほどに暗澹たる気分になる(特にロシアの民主化直後の、国営産業の叩き売り状態は、笑うほかない)。もちろんすべての金持が、著者のいう「泥棒男爵」だという訳ではない。むしろ、人間は自分にとって好都合なものを「無自覚によいものだと考える」(ダン・アリエリー)というからこそ、富裕層は新自由主義的な政策を支持するという2014/06/30

tellme0112

3
1%の中の格差は広がっているらしい。さらに0.1%の上位について語られる。プルトクラートは社会を変えることができるのか?「知的経済」「働く金持ち」の話では、彼らの健康はどうなんだ?と思った。睡眠削って、時差のある中働いていたら、大病するだろうなと。金持ちの生活とあまりにも似ている人がいて…何十年もそんな生活できないよね?誰のため?誰の人生?家族の時間を削って…?国境を越えた民族のように例えているところが興味深かった。私たち凡人の苦しみとつながっている。2014/05/12

芸術家くーまん843

3
「グローバルスーパーリッチ」クリスティア・フリーランド 早川書房http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152094192/businessbookm-22/ref=nosimノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツ氏も絶賛した、注目のベストセラー。グローバル経済のもと、ますます広がる格差について論じた一冊で、興味深いことに、「グローバルスーパーリッチ」、つまり新興のとんでもない金持ちにフォーカスしています。論じる「プルトクラート(超富裕層)」は、所得上2013/11/27

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