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内容説明
「特別就職講座」の1年目の結果が出た。4人中4人、全員が大手企業に内定を獲得したのだ―「はじめに」よりなぜ、中堅下位大生に錚々たる大手から続々と内定が出たのか?自己分析はするな マナー講座、資格なんかいらない 面接で自分の「強み」「弱み」を長々と話すのはもってのほか SPI対策はするものではない 就活してい人が教えている大学のキャリアセンター 「不況で就職が厳しい」のウソ―リクルートで企業コンサルティングから学生の就職支援まで従事し、数々の実績を上げてきたカリスマ就職請負人が、学生、大学のイタすぎる就活を一刀両断!「バイト先で1番になれ!」など「この学生に入社してほしい!」と言われる必勝トレーニングを伝授する。企業の人事、採用担当者、大学関係者、学生、それぞれの立場の人たちに就活で本当に必要なひとは何かを教える一冊。
目次
1時間目 企業の「採用活動」という観点で「就職活動」を見てみる<br/>2時間目 大学のキャリアセンターの間違い<br/>3時間目 何も知らない学生たち<br/>4時間目 大手企業に受かった本当の話―中堅下位大生の大逆転ストーリー<br/>5時間目 突き抜ける就活トレーニング<br/>課外授業 就活以後のキャリアプラン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のりきよ
5
誰にもマネできないくらいの突き抜ける経験ならしてきたけれど、自分の場合は厳しい練習や勉強をひたすら頑張り続けてきた経験である。自分の就活時には本書で書かれているような、アルバイトなどで目標を達成するために具体的な試行錯誤をしていくタイプの経験が足りなかったことが悲しい。企業が求めている、言い換えれば面接官受けする「頑張った経験」がどのようなものなのか、もっと早く気づくべきだった。あと、自分の長所と短所は、生物としての強さと弱さではなく、どんな仕事が得意であり苦手であるのかということを聞かれているのだ。2014/01/23
koheinet608
3
2007年時に就活をやっていたものです。よって今、就活が、どうなっているのか?よく知りません。当時は、比較的、景気がよく、私の場合でも6社の内定をいただきました。そのあと、某大手企業に入社し、2年でその会社を辞めました。 「就活」っていったいなんだったのか?今でも、たまに不思議に思います。ある一定期間に、大学生が、「自分のやりたいこと」「自分が行きたい会社」を考える、とても奇妙な活動です。非常に、日本的かもしれません(みんなが、一斉に、同じことを始める点で)2017/05/11
Akitoshi Maekawa
3
大先輩、天才太田さんの書籍。就活に悩む人は一読の価値ありです(前川と話したことがある人は、同じないようだと感じてもらえる気がします)。就活に大事なのは『突き抜ける経験をせよ』『論理的・構造的にまとめ、書く・話せるようになれ』の2点だけ、という強い主張を明快に説明している。過去、太田さんの講義を受けた際に、『書籍は3章が一番おもしろいからそこだけ読め』みたいなことを言われたことがあるけど、本書においては1章〜3章が1ブロックなので5章が該当しますが、正しく。企業の立場で就活を捉える、というのは大事です。2013/12/19
ayame
2
息子が就活で苦戦しているので、まず読んでみた。もっと早くに出会えていればよかったのに、と思った。皆がみんな、アルバイトで成果をだせる状況にいるとは限らないわけで・・・でも、そんな人しか大企業に行けないのか。PDCAサイクルは、参考になった。企業側の見方が始めにかかれていて、就活の見方が変わった。2014/05/20
しゅんぺい(笑)
2
就活のことはよくわからないけど、すごくまっとうなことを書いていると思った。 突き抜ける経験と、それを論理的に話せる力。PDCAサイクルでもって物事をまわしていく力、というのも頷ける。 ただ、ひとがいまよりもひとまわり大きくなる、そのこと事態に疑問がある。なぜ、いまよりも強くならないといけないか。 筆者は就活のノウハウを付け焼刃で身に付けることには否定的だが、突き抜ける経験については付け焼刃でいいのかな?人間、そんな突き詰めて物事に当たることって限られてくると思うのだけど。2014/05/12