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内容説明
知識は創造のためにあり、創造にはアイデアが命である――。900編を超える作品を生み、40年以上も「アイデアの井戸」を掘り続けてきた著者が、その思考法を大公開。実践的「アイデア・ノート」の作り方とは? ネーミングのコツは? ぼんやりと考える効能とは? 読み進めるうちに、「ダイジェスト」する力、「不思議がる」疑問力等、閃きを生み発想を活かすための作法が見えてくる。「知的創造へのヒント」が満載!。
目次
第1章 ダイジェストする力(幽霊を分析する 狙いをつけよ ほか)
第2章 アイデアの井戸を掘る(アイデアさん、こんにちは ベストセラーのたくらみ ほか)
第3章 閃く脳味噌の育て方(モチーフのすすめ シンプルな脳味噌 ほか)
第4章 知的創造の海へ(一番短い小説 “初めに言葉があった”のミステリー ほか)
第5章 私の読書、私の執筆作法(読書はすばらしい 同好の士と語り合う ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
27
阿刀田さんが新書書いてるって思ったら、とても面白かった。アイデアがどこから生まれるのか、どう生み出すのか、どう待つのかが書かれていて、様々な知識が織り込まれていて、こうありたいよね。ただ読むだけでなく、本の知識が繋がっている。とても面白いよね。2024/07/21
たか
23
短編小説を例に出しながら、アイデアの出し方をわかりやすく解説している。日常の活動の中で感じたことや、読書とかで気になることを面倒くさがらずにメモっていくことにする。時々そのメモを見返すことも大切かな。勉強になった。2019/10/24
tu-bo@散歩カメラ修行中
23
ノウハウ本とは、ちょっと違う。エッセイ風である。特に目新しいことが、書かれているわけではない。阿刀田さんのファンは、楽しめます。阿刀田さんのファンなので、★三つ半。2013/12/15
ほじゅどー
22
★★★★★阿刀田高の創作の極意を大胆に披露。① 対象を分析し、整理し、目的に沿って要領よく特徴をつかむ力。知識をダイジェストする力が必要。池上彰さんは見事。② ダイジェストの土壌からアイデアを生み出す力。これは簡単ではない。セレンディピティ。不思議がる力。ノートに雑然といろいろなアイデアをメモしておくと思わぬ発見につながる。それらのアイデアに登場人物やプロットが加わり、作品が完成するが、よい作品にするためには、プラス・アルファの様々な知識、体験が必要。これは小説家でなくとも仕事に役立つ技術かと。2014/02/02
calaf
21
この人の「知っていますか」シリーズは、結構面白くて読んできたつもりだったけど、それ以上にたくさんあったのですねぇ...旧約聖書、新約聖書、コーラン、古事記、ダンテ、私のギリシャ神話は既読。その他に、ギリシア神話、イソップ、源氏物語、アラビアンナイト、ガリバー旅行記、ホメロス、シェイクスピア、チェーホフがあるらしい...2014/01/06
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