- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
長編映画からの引退を宣言した、宮崎駿最後の作品『風立ちぬ』。初めて作られた大人向けアニメをめぐり、賛否両論巻き起こっている。アニメ会社ガイナックス創設者、オタク評論家で知られる岡田斗司夫は、本作品をどう読み解いたか――。その他ジブリ作品も交え、宮崎駿という人間、アニメ作家としての巧みな技術力、今後のジブリの展望に迫る。
目次
第1章 『風立ちぬ』を語る(ボロボロだった、最近の宮崎駿監督作品 いびつな天才の恋愛物語 ほか)
第2章 アニメ作家・宮崎駿のすごみ(宮崎駿監督は、単なる「老害」ではない! わずか半年、素人同然のスタッフで作られた『カリオストロの城』 ほか)
第3章 父と息子(『ゲド戦記』騒動 ジブリでは新人監督が育たない ほか)
第4章 ジブリはどこに向かうのか(なぜ宮崎駿は引退するのか? やりたいことをすべてやってしまった ほか)
第5章 『風立ちぬ』への疑問に答える(『風立ちぬ』は綺麗な恋愛の話ではない 美しいものにしか興味のない堀越二郎と宮崎駿 ほか)