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内容説明
スマートフォン、タブレット、LED照明……今や日常生活の至るところで、我々が否応なく過剰に浴びているブルーライト。実は、その光は眼に、人体に深刻な影響を与えている。眼精疲労や加齢黄斑変性など眼への影響だけではなく、夜間に過剰なブルーライトを浴びると体内時計が壊れ、心身に変調をきたすのだ。LEDディスプレイから発せられる、そうした光をカットするPCメガネの登場など世の中の関心が高まるなか、増え続けるブルーライトの使用に警鐘を鳴らし、対策を伝授する。【目次】はじめに/第一章 ブルーライトはハザードか?/第二章 ブルーライトはどこから出ている!?/第三章 ブルーライトと時計遺伝子/第四章 ブルーライトと健康/第五章 ブルーライトとの付き合い方/おわりに
目次
はじめに
第一章 ブルーライトはハザードか?
第二章 ブルーライトはどこから出ている!?
第三章 ブルーライトと時計遺伝子
第四章 ブルーライトと健康
第五章 ブルーライトとの付き合い方
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
WATA
30
古来より、人間は太陽の光に合わせて生活してきた。しかし最近、スマホやLED照明などから出るブルーライトがその生活リズムを崩し、健康も損なっているという。朝と昼にはたっぷり光を浴び、夜にはあまり光を浴びないことの大切さが分かる1冊。読むとブルーライト軽減メガネが欲しくなる。2014/02/12
501
13
ブルーライトは太陽光に含まれ、体内時計の基準として生物の生命活動に重要な役割を担っている。それが故に現代の昼夜構わずブルーライトを浴び続ける環境は人へ影響として体内時計の乱れとしてあらわれる。その仕組みはまだ研究段階であり明らかになっていない部分が多くあるとのことだが、本書では研究成果を実例とともに無理な推測なしに説得力のある内容となっていて、ブルーライトとの付き合い方を考えさせる。まずは就寝前のパソコンとスマホはやめる。2016/11/08
kinkin
13
24時間周期の体内リズム=サーカディアンリズムを保つ健康を維持するためにブルーライトは必要不可欠なものである。しかし、LED照明や液晶ディスプレイの普及により、終日ブルーライトを浴びることが増えることでサーカディアンリズムの乱れで睡眠障害やメタボなどのリスクを高める。また目への影響も懸念されると著者は書いている。就寝前のパソコンやスマホの使用がメラトニンというホルモンの分泌量のも関係しており、ブルーライトについてこれから、いっそうの24時間生活の増加に伴い考えるべき問題であると感じた。2014/03/29
kubottar
11
家の電灯はほぼLEDだからちょっと怖くなった。夜寝る2時間前からスマホやPCモニターを見ないようにするとよく眠れるのは実感した。2015/01/19
MOKIZAN
9
いしだあゆみさんは「街の明かりを綺麗にする」と唄っていましたが。物が何であれ、ブルーライト発行体と長時間対座してはいけない、とくに就寝2時間(慈悲をいただいて最短1時間)前には、相対しないようにとのこと。己の身に還ってくることなので、心しようがしまいがはご本人次第ですけど。眼球は「(頭蓋)骨の外に出た脳味噌」といわれるくらい、脳へ影響を与えやすい部位ですので、その辺のところも考慮しましょう。併せて、本書には載っていませんが、立川志の輔の番組で、黄色がブルーライトを吸収すると言ってたことを思い出しました。2016/07/07