花ならば花咲かん - 会津藩家老・田中玄宰

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花ならば花咲かん - 会津藩家老・田中玄宰

  • 著者名:中村彰彦
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  • PHP研究所(2014/11発売)
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  • ISBN:9784569760971

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内容説明

2013年、会津は大河ドラマ「八重の桜」の影響で、大いに観光客で賑わった。藩祖・保科正之以来の「家訓」を遵守し、壮絶な鶴ヶ城籠城戦に散る悲劇の藩。だが、その精神的・経済的基盤の背景には、江戸中期に「中興の名家老」といわれた改革者の存在があった。田中三郎兵衛玄宰(げんざい)である。おりしも天明の大飢饉も重なり、借金が膨らんで人心が荒廃した会津藩を、五代藩主・松平容頌(かたのぶ)の厚い信頼のもと、殖産興業・藩風刷新の妙手を次々に断行していく。殖産興業においては徹底した実態調査をふまえ、焼物産業、漆器産業、清酒の開発、朝鮮人参栽培などを、会津の土地柄に合った形で導入する。藩風刷新においては、藩校・日新館を創設し、「日新館童子訓」を藩士全戸に配布するなど、あくまで藩祖の訓えへの原点回帰を徹底した。危機に立つ改革者のあるべき姿を渾身の筆で描ききった長編歴史小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイガー@津軽衆

2
通算74冊目。8月09冊目読了。久しぶりの中村彰彦著の大作を読了しました。会津藩を献身的に支える田中玄宰の幼少の頃から家老となり藩を支え続ける姿に感銘します。最初妻になるお由紀とのエピソードは邪魔かなって思ってましたが、読んでいくうちにこれは必要と思い直しました。個人的には最後まで側に仕える勝俣武蔵との熊打ちのエピソードがよかった。小説ですが色々と勉強になる本でもありました。2016/08/29

ゆうこ

2
田中三郎兵衛玄宰。会津に旅した時に出会った什の掟。「ならぬものはなりません。」と云う教え。会津の殖産産業の発展に尽力し、最後まで国と民と領主に捧げた人。会津人の本を読むとその一本気な生き様に憧れさえ感じてしまう。保科正之然り今回の田中三郎兵衛然り。いい本と人に出会いました。2014/11/06

SS

1
史実の著者のくすぐりのバランスがよい。2016/01/11

Yaotani Atsushi

0
会津藩大老田中玄宰の生涯。藩内の諸産業を改革育成。藩の財政建て直しを図ると共に、人財育成のため現代で言うところの義務教育のシステムを確立。八重の桜でお馴染みの面々を育てる礎を築いた。抜群のバランス感覚の持主であり、名宰相とはこの人のためにあるような言葉である。2014/08/02

Yaotani Atsushi

0
会津藩大老田中玄宰の生涯。藩内の諸産業を改革育成。藩の財政建て直しを図ると共に、人財育成のため現代で言うところの義務教育のシステムを確立。八重の桜でお馴染みの面々を育てる礎を築いた。抜群のバランス感覚の持主であり、名宰相とはこの人のためにあるような言葉である。2014/08/02

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