内容説明
大空で、空港で、ほんとうにあったいい話を集めました。タイトルで言う翼とはJALの翼のことです。2010年に破綻したJALは、驚くようなスピードで再生しました。もちろん日本を代表する大経営者がその経営にあたったこともあるかもしれませんが、それ以上にスタッフ一人ひとりが変わらなければ会社の復活はなく、JAL再生はこの翼の元で働くスタッフの意識と行動の変化によるものです。破綻から再生までの過程には、実に厳しい現実と無数の汗と涙がありました。多くのスタッフが辛酸を舐めた一方で、あたたかい支援や励ましもありました。倒産直後の便に乗るCA、パイロット研修を突然中断されたパイロットの卵…、本書はJALのスタッフ達が経験した心あたたまるエピソードや飛行機という空間のなかで起きた感動秘話を紹介しています。読めばたちまち元気が出て、明日も頑張ろうという勇気がわく一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
橙夜(とうや)
17
関係者ではないのですが、仕事がら破綻した時期はものすごく忙しかった。そんな中、一人のお客様と対応したときに、泣きそうになったことを思い出しました。このお客様の言葉をJALさんに伝えたいと思える内容でした。この本は破綻したあとのお話もあり、そしてお客様の心に寄り添うということの大切さを改めて思いました。読めて良かった。飛行機乗りたくなりました☆2016/12/09
メタボン
11
☆☆☆☆ 恥ずかしながら、何度かうるうるとしてしまった。人の求めていることに思いを巡らせ、それに当たり前に応えていく。JALの再生はそんな一人一人のスタッフの行動に支えられてかなったのですね。2015/05/01
porisan
8
読んでる本に登録する間もなく2時間位で読了! なんか読んでいて思わずウルって来てしまうお話ばかり!やっぱり日本のレガシーキャリアは最高のスタッフがそろっているんだな~と思います。 2018/07/02
タルシル📖ヨムノスキー
7
どの話も好きですが、特にエピソード15が、印象に残ってます。ただのクレーマーじゃなくて、愛のあるクレーマーの話!?
Megumi Ichikawa
4
図書館本。友人の娘さんがJALのCAなので、読んでみたくなった。JALグループのスタッフの皆さんに聞いた「実話」を元に小説化した話。「飛行機には、ロマンがあります。飛行機には、憧れがあります。」飛行機に乗りたくなったぁー!2014/10/16
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