祥伝社新書<br> 武家の古都「鎌倉」を歩く

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祥伝社新書
武家の古都「鎌倉」を歩く

  • ISBN:9784396113469

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内容説明

知らない鎌倉を見つける旅へ、いざ!ユネスコ世界遺産の登録は叶わなかったが、鎌倉が日本が誇る歴史文化都市であることに変わりはない。そして、鎌倉のすばらしさは、休日でも訪問客が少ない、一般的な観光ルートから外れたところに潜んでいる。古代から近代までの知られざる遺跡・遺構を訪ね歩く、一味違った大人のための歴史探訪ガイド!写真、図版満載のヴィジュアル版、待望の電子化!

目次

武家の古都──各時代の歴史の跡を訪ねてみよう
1章[古代]
長柄桜山古墳、荏柄天神社(荏柄遺跡)……
2章[平安時代]
八雲神社(源義光祈願)、寿福寺(源頼義居館跡)……
3章[源氏三代]
朝夷奈切通し、大倉幕府の碑、勝長寿院跡、鶴岡八幡宮、鎌倉七口、やぐら、梶原太刀洗水、満福寺(源義経の腰越状)、岩船地蔵堂、梶原屋敷跡の井戸、妙本寺(比企氏館跡)、歌の橋の碑……
4章[北条時代]
徳崇大権現堂(宝戒寺)、三浦一族の墓、日蓮の辻説法跡、鎌倉大仏、極楽寺、時宗産湯の井戸、建長寺、円覚寺、東勝寺跡……
5章[足利時代]
護良親王の墓、足利公方の屋敷跡……
6章[戦国時代以降]
太田道灌屋敷跡、島津忠久の墓……

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kawa

27
この本をお供で古都「鎌倉」散歩は難しい。写真等の掲載はあるけれど、内容は古代から明治の鎌倉に関する歴史の通史。延々と続く人名羅列が読み難いことこの上ない。看板に偽りありだな。逆に長いスパンで見られることによる権力闘争に明け暮れた当時がより理解できるし、島津や毛利の祖先が鎌倉ゆかりの系統、戦国の北条氏康が名乗る北条は鎌倉の権威ある執権職の北条を利用したいがためなど思わぬ歴史蘊蓄をテイクノート。2025/09/09

colocolokenta

14
”鎌倉史観”という言葉がふさわしい歴史書。縄文時代の地形から今まで、武家政治とともに歩んできた政治都市鎌倉をわかり易く描いている。血塗られた権謀術数渦巻く時代の武家対公家の関係が理解できる。あらためて、往時を偲びながら段葛を歩きたい。 ところで、『日本の歴史と文化を訪ねる会』というのはどのような会なのだろう。内容はしっかりしていて、文章も並大抵の筆力では書くことのできないレベルだ。よほど有名な歴史作家が加わっているように思うのだが、どうなのだろう。鎌倉観光本としては、上級者向け。2013/12/04

mew2

1
鎌倉の歴史を知るにはいい本だったが、タイトルのヴィジュアル版鎌倉を歩くは全く内容にそぐわない。このタイトル、幾ら何でもひど過ぎます!2015/07/31

Teo

1
タイトルに騙されました。どこがヴィジュアル版なのか。今時のヴィジュアル版ならもっとずっとカラー図版などがあると思う。また「「鎌倉」を歩く」と言うのも内容に合ってない。最初の章はそれなりに古代の事件と場所の対比があったが、院政期頃からほとんどが歴史物語になっていて、「鎌倉を歩く」は一体どこに行ってしまったのかと思う。鎌倉幕府の大まかな歴史の本と言うべきか。2014/02/25

関東のカササギ

0
幕府成立以前からの鎌倉史が丁寧に書かれていて、面白く読める本でした。ただ、他の方も指摘されているように、ヴィジュアル版というのはミスリードです。自分としては、期待以上に情報量があって、棚ボタ感ありましたが...。2019/09/27

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