世の中への扉 世の中への扉 図書館のトリセツ

著者名：福本友美子【著】/江口絵理【著】

講談社（2014/01発売）

• ISBN：9784062184977

内容説明

トリセツとは、「取扱説明書」を略したもの。『図書館のトリセツ』は、図書館の正しい取り扱い方を、楽しく知るための本です。図書館ってどんなところ？図書館でできることはなにがある？図書館の本ってどんなふうに並んでいるの？調べ学習や自由研究なら、図書館で調べよう。リファレンスってなに？小学生がはじめて図書館を利用するときのとまどいやお悩みを解決する、楽しくて、わかりやすいガイドブックです。

目次

図書館の機能早見
安全上のご注意
図書館案内図
本と出会う
本で調べる
困ったときは？―よくある質問Ｑ＆Ａ
本となかよくなる
日本十進分類表
本の各部名称

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゆずきゃらめる＊平安時代とお花♪]

いまさらながら、図書館のトリセツです。図書館って初めて行くときょろきょろしちゃう。慣れてしまっても一から図書館ってどう使うんだっけって考えるのいいかも。

2017/02/27

[こふみ]

レファレンスの活用方法がとても分かりやすく説明されています。物語仕立てになっていて、小学生も3年生くらいになれば読めそう。 私も頭の中が整理されてスッキリしました。

2021/04/30

[ほたて]

図書館で働いていても「こんな本があったんだ！」とか「この本、ここに分類されるのか…」と驚きとともに発見することが日々あります←もちろん私の経験が浅いからということもあるのですが(^_^ゞ本屋さんでは並んでいるのに図書館では遠く離れて置かれていたりする本たちもいて、分類ってややこしいなぁって思っている人もいるだろうな。でも、小学生の図書館学習では少しでもNDCに興味を持ってもらいたいので、この本はとっても参考になります。

2014/07/13

[鈴]

子どものときに知りたかったなー。引っ込み思案だったから、自分では図書館の利用法を知る術がなかった。図書館、家から遠かったし。

2015/02/01

[Nobuko Hashimoto]

とてもおすすめ！　読みやすい文とかわいらしいイラストで一気に読めるが、内容は大人にも有用。特に後半、図書館を使ってどう調べるか、テーマはどうやってみつけるか、といった部分はアレンジして大学の演習課題にしてみたい。もちろん小学生のうちからこのような調べ学習のコツを習得し、実践することが望ましい。そうすれば発想と調査の力がつくのは間違いない。とはいえ、この手の本を自ら選んで読み通して実践する子どもはそうは多くはないだろうから、教師や司書が実際に図書館で手ほどきをする授業や体験会が広がることを希望。

2014/03/06