内容説明
銀行経営者の子息と婚約中のマディはリサーチの仕事を任され、婚約者の反対を押してイタリアに向かう。30年前に姿を消したある女性の行方を追うもので、地元の有力者ヴァリエリ伯爵が面会の手はずを整えてくれるという。だが、伯爵の迎えの車で水を飲んだあと眠気に襲われ、気づくと、マディは見知らぬ館のベッドで若い男性に付き添われていた。伯爵に会いたいと請うマディに、男性は驚くべき言葉を口にする。「君の未来の義父との取引が完了するまで、ここにいてもらう」どういうこと? 私を人質として誘拐したの?不敵な笑みを浮かべている彼こそが伯爵だと、マディは気づかず……。■サラ・クレイヴンの新作は、優雅なイタリアの館を舞台にした誘拐監禁のストーリー。囚われのヒロインとダークな魅力の伯爵のロマンスが、緊迫感たっぷりに描かれます。エキゾチックな舞台設定で名作の呼び声高い『蝶の館』も、HQセレクトより好評発売中です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海星梨
3
ときどきハーレクインを読みたくなるので図書館の棚から適当に借りてきました。まぁこんなもんじゃないですか。2019/01/21
akiyuki_1717
3
サラさんはやっぱり苦手です。今まで10冊ほど読んだけど、ヒットしたのは1作だけ…今回も私的にはロマンスではありませんでした。ほかの方も書かれてましたけど、まんまストックホルム症候群です。そして、1ページ目から、読む気が削げてしまい、斜め読みしましたが、最後まで挽回せず、正直時間の無駄でした。2014/11/02
ひまわり
2
一言でいうと、ストックホルム症候群。2013/11/17
hirara
0
サラ・クレイヴンは見かけるとつい手がでちゃう作家さんであんまり外れないはずなのに……誘拐っていっても違和感なかったんだけど、小説だし、題名そのまんまだし……。結局誰も悪くないのね。2014/10/15