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内容説明
新進気鋭のマンガ家、西村ツチカが描く、奇抜で不思議でメルヘンなストーリーマンガです。
物語のヒロイン、木村みなちゃんはごくごく普通の女子高生。しかし彼女の前には次々と「厄介男子」が登場、「死にたい…」、「解脱したい…」などの世迷言に言いだす。そして彼女はこうつぶやく。「なんともはや…」真面目で心優しいみなちゃんは、厄介男子たちにどう立ち向かうのか?彼女の行く末は果たして・・・
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりもんママン゚+.*ʚ♡ɞ*.+゚
12
なんか変わってる(いい意味でw)絵も変わってる。すごい躍動感。1回読んだだけじゃサッパリわからない。結局、木村さん(主人公の女子高生)は変人男子に振り回されて最後はガチのストーカー・石倉とどうにかなってしまうの?? カバーを外すと楽しそうに自転車に乗ってる木村さんの姿が。読後感は不思議な感覚だった(笑)2014/05/15
ブレーメン
12
って、何サワヤカに終わろうとしてんのさ!ガチストーカーやないけ!!って、激しく突っ込みました2014/03/27
kanon
10
ずっと気になっていた西村ツチカ初読み。おう、好きな感じ!panpanyaとか宮崎夏次系みたいな感じ。でも一番わけわからん感がすごいかも知れない。何を言ってるのかわかるんだけどわからない感じがする、そういう微妙な、独特な雰囲気。絵も素敵。線でシャッシャッシャッて描かれてる感じ。それは外の輪郭だけの話だけではなくて、中身も。木村さんの最後の表情はどういう意味を表しているのだろうか…何か何とも言えない感情である。てかずっと見てたんだとしたらそれはストーカーだよね流石に…狂気と爽やかさとが同居したラストであった。2015/06/08
六波羅
10
一言で言えば、アート系サブカルマンガ。装丁がセンスよくて衝動買い。中の絵もすごくよかった。大人しい、みなちゃんに変な男が次々寄ってくる。その男のなかの一人、太宰治の人間失格カブれの男が、僕的にはツボだった。『カルモチン』買ってきてって、いったい何時の時代の薬だよ!薬局に売ってる訳ないだろ(笑)『冷汗、冷汗』はニヤニヤしてしまった。あと英雄的死亡願望のある男もなかなヤバい。僕も若い頃、それに近い願望、妄想があって少しだけ彼の気持ちわかるから、読んでて恥ずかしかった(笑)ところで僕の葬式には何人くるだろうか?2014/09/06
二藍
10
日々バイトに精進するぼんやり系女子高生の木村みなちゃん。バイト先やら登下校の電車やらどこだろうとおかまいなし、学校でも放課後になっても、ヘンテコでめんどくさい男子どもはみなちゃんを放っておかない。みなちゃんも基本善良な子なので、彼らの相手をしてしまう。夜の川沿いや雑木林を、ざわざわしながら歩いてゆくような作品。おもしろいわけじゃないけどくせになりそうな絵と話だった。さよーならみなさんさよーなら。2014/08/15