内容説明
長年日本に住み、日本人に英語を教えてきた著者が、英会話学習の「俗説」と「真相」を紹介し、「そんな勉強法だから英語ができない!」と斬る一冊。本当に英語上達を目指す人に必要な勉強法とは何かを語ります。
目次
1 「日本人の英語」の俗説(俗説・グローバル化で、すべての日本人に英語習得は必須である―真相・本当に英語が必要なのは、人口の1割弱 俗説・日本人は英語が不得意である―真相・言葉はコミュニケーションのツール。得意も不得意もない ほか)<br/>2 「英語勉強法」の俗説(俗説・英語は「勉強」である―真相・英語は「使うもの」である 俗説・ネイティブは100語で話している―真相・基本の2000語をマスターせよ ほか)<br/>3 「英語ツール」の俗説(俗説・「英字新聞&雑誌」で読む力が鍛えられる―真相・自分のレベルに合ったものでなければ、苦痛になるだけ 俗説・「ニュース」は、優れたリスニング教材である―真相・チンプンカンプンのまま聞いても、身にはならない ほか)<br/>4 「使える英語」の俗説(俗説・目指すゴールは、流暢に話せること―真相・流暢さよりも、「中身」を重視せよ 俗説・英語力がないから話せない―真相・英語力があっても、日本語での知識が不足していると話せない ほか)