内容説明
橋下徹が知事、そして市長となって以後、大阪はどうなっているのか? 橋下市長の人間性にまつわる失態、政局のミスばかりがクローズアップされるなか、いよいよ目前に迫った、史上初の「自治体破産」の惨状と、そこからの再生の道程を、ベストセラーシリーズ『大阪破産』(4万部)を著し、長らく大阪の行政と橋下施政を監視し続ける著者が克明にルポ!
目次
近未来小説「大阪都破産」
第1部 いま、そこにある大阪の危機(大阪は儲かっているのか? 弱肉強食の大阪の百貨店事情 ほか)
第2部 “痰壷”の街に現れた異色の政治家橋下徹はなにをもたらしたのか(橋下政治への評価 組織内の改革にとどまる橋下流の政治 ほか)
第3部 大阪都構想 終わりのはじまり(検証 大阪都構想 法的な難題 ほか)
第4部 大阪府破産が現実に(粉飾まがいの会計操作 「橋下府知事」の言い分 ほか)
橋下は大阪を救えるか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yamamoto Kunihiro
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大阪破産の著者、吉富氏の2013年10月の著作。2015年5月17日に府市統合の賛否を問う選挙前に書かれた著作であるが、選挙後の今になって読み返してみても、その選挙の結果が正しかったのか? ただ、この本が書かれたタイミングと現在ではインバウンド客の急増という環境変化はだれも予測してなかったところ。 今後は、どのように海外需要に対応した都市づくりをすることがひつようか?2016/04/25
ケ゚ーコ
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住民投票前にと読んでみました。大阪市に住んでない橋下さんと、住んでる著者だったらどちら信用するかってね。2015/03/05
きよ
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吉富さんは冷静である。読めば分かる。他の反橋下識者とは、取材・研究の質・量が違う。2014/01/20
Hajime Takanose
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何年か前に「大阪破産 貧困都市への転落」を読み、今回シリーズの最新刊でもある「大阪破産からの再生」を期待して読んだ。 結論的には明るい感じではなく、薄暗い感じのみが残った。 今は破産状態では無いがいつ何時夕張市のようになるかは時間の問題だろうか。少し寒気がする。大阪市長は平松邦夫氏から橋下徹氏、大阪府知事は太田房江氏から橋下徹氏から松井一郎氏になっている。2013/12/14
啓吾郎
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彼らがイライラしているのもわかる。2013/12/12