内容説明
米国覇権体制の揺らぎ。中国の台頭。米中の狭間で立ちすくむ日本。野田佳彦内閣で外交および安全保障担当の首相補佐官、防衛副大臣を務めた長島昭久が、徹底したリアリズムの立場から、日本が目指すべき外交安全保障戦略を語り尽くす。日本を背負って立つ次世代リーダーの覚悟。
目次
プロローグ 迫りくる嵐の予感―尖閣「国有化」の顛末
第1章 外交・安全保障のリアリズム
第2章 中国の台頭とその戦略
第3章 米中は衝突するのか
第4章 対中戦略の土台をつくれ!―海洋国家日本の外交・安全保障戦略
エピローグ 「活米」という流儀―親米・反米・反親米を超えて