内容説明
多くの産業が、異界より召喚した「魔神の使役」によって成り立っている「デモナイゼーション社会」。現代社会は、忠実で勤勉な魔神たちの魔力労働によってさらなる発展を遂げていた。「魔術技能士」を育成する学校に通う少年・五百宮陸は、担当教官の勧めで新しい召喚術式を試してみた。陸の前に出現した美少女型魔神フゥリエは「電波の魔神」という、なんの役に立つのやらよくわからない属性で、そのうえアホで勤労意欲ゼロ、アニメ放送を勝手に脳内受信して浸りきっている根っからのニート体質だった!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
4
一見ただのドタバタコメディだけど、構成力・文章力は並々ならぬものを感じます。キャラの立て方も実にいいし、会話も楽しくて退屈しない。絵も、決して上手いというレベルではないけれど、明るく楽しい物語によく合っていた。それにしても「ちのり」といい、この作者さんはニート系のヒロインを書くのが好きだなあ(笑) まあ、なんだかんだと外部と関わっていますが。お気に入りはミーケ。その不器用さとわかりやすさが、愛らしい(笑)2013/10/30
海老庵
2
ニート可愛い。絵はちょっと好みに合わず。2013/11/06
1_k
2
前作「ガセジャ」が傑作だったので、否が応にも期待値が高まる……。蓋を開けてみると、キャラやノリはいつものハイクオリティ。前作と違って、今回はおバカで緩い話という方向性。そのため掘り下げが浅いところが若干不満ではあるものの、それでもキャラと掛け合いが生き生きしているから楽しめるという意味では十分に満足のいく品質。良くも悪くも力みが抜けて、一迅社文庫的カラーにこなれてきた感が強い。2013/10/20
Dobject
2
「デモナイゼーション社会」これを造語出来ただけで購入する気になる。今作の世界設定では魔神達を召喚し、労働力を提供して貰う形でイノベーションが起こっている。その世界で魔神を調教する魔術技能士である主人公は学校一の天才で、大人さながら魔神を調教し、報酬を得ている。そんな優秀な主人公が新たに召喚した魔神はフゥリエという怠け者の社会不適合者であった。主人公はあの手この手でフゥリエを立派な魔神に仕立て上げようとするも、なかなか上手くいかずに……。なんだろう漫画の原作にすれば凄く優秀な気がするも、ラノベとしては微妙。2013/10/20
如月
1
出版社とタイトルから、ほのかに地雷臭が漂っているなと思っていたが、読んだら意外と面白かった。読み進めるウチに、単なるヒキオタだったフゥが可愛く感じてくる。前作「ガセジャ」と続けざまに読んだが、変わったシチュエーションの割にストーリーに派手さはなく、正攻法のラブコメを書く作家さんだなと。ちなみに、少し石川博品の作風に似ていると感じた。2013/11/28
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