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内容説明
早起きは三文の徳。ラジオ体操のように、京都を歩く。穴場は朝の数だけ見つかります。東京から京都へ移り住んだ著者は、よく「穴場を教えてください」とたずねられるが、簡単には答えられないという。なぜなら場所よりも「早朝に勝る穴場なし」だから。掃除したての、昼間とは違った清々しさ。人目にさらされていない、初々しさのある時間帯。下鴨神社や東寺――有名なのに、そこには誰も知らない自分だけの空間があるかもしれない。早起きをすれば、旅行者の限られた時間を有効に使うことができる。人ごみが苦手な人にとっては、お気に入りの場所を見つけるいい機会でもある。著名な神社仏閣だけでなく、魅力的な通りや池なども紹介。
目次
桜を極めるなら<br/>静かな紅葉に会うために<br/>東山七条で、後白河上皇と平清盛に出会う<br/>祇園ぐるりはんなりの奥を解く<br/>法然上人ゆかりの寺<br/>後水尾上皇の美意識を学ぶ<br/>御所ゆかりの寺<br/>祭ゆかりの社や寺を訪ねる<br/>盂蘭盆会を体験する<br/>川のほとりを歩く<br/>京都駅から近い寺<br/>禅寺を「面」で見る<br/>修学旅行をやり直すなら