PHP新書<br> 語られざる中国の結末

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PHP新書
語られざる中国の結末

  • 著者名:宮家邦彦
  • 価格 ¥699(本体¥648)
  • PHP研究所(2013/11発売)
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内容説明

「米国・中東も知る宮家氏の複眼的な分析力を信頼している」……内閣総理大臣 安倍晋三本書は「伝説の外交官」といわれた著者がものした初の外交評論である。経済成長とともに未曾有の規模で軍拡を続け、周辺国を脅かす中国。しかしそもそもなぜ、中国は沖縄の領有権にまで触手を伸ばし、「第一、第二列島線」なる概念で、米国の影響力を排除しようとするのか。著者はそこにアヘン戦争以来、「西欧文明の衝撃」から逃れられない巨大国家のトラウマをみる。いま中国が地球規模で米国と張り合わずとも、ユーラシア大陸の東半分と西太平洋で勢力圏を回復できればよい、と考えるなら、東アジア、西太平洋における米中衝突の可能性は消えない、というのがその見立てだ。すでに目にみえない「サイバー戦」というかたちで衝突は始まっている。戦線が拡大し、米中が正面から激突する「第二次東アジア戦争」が起こったとき、その敗者はどちらになるのか。その後、中国はいかなる変容を遂げるのか。そこで描かれるのは「中国統一・独裁温存」から「中国漢族・少数民族完全分裂」という7つの精緻なシナリオだ。著者はいう。「東アジアのパワーシフトを強かに生き残り、新たなる国際秩序の主導権をわが国が握ったとき、真の意味で第二次大戦は『歴史』になる」。はたして日本はこの変化を千載一遇のチャンスにできるのか。そのために行なうべきは何か。日本の中国専門家たちが誰も語らなかった衝撃の中国論。

目次

序章 「戦闘」はすでに始まっている<br/>第1章 沖縄の領有権は未解決だ―なぜいま中国は海軍力を増強しようとするのか<br/>第2章 漢族の民族的トラウマ―「西洋文明の衝撃」への答えはいまだに出ていない<br/>第3章 エコノミストたちの読み違い―経済が停滞するほど暴発の可能性は高まる<br/>第4章 歴史が教える米中関係の「光と影」―ときには「相手の面子」を守ってやることも有効だ<br/>第5章 米中サイバー戦の真実―日米の軍事基地がサイバー攻撃を受ける日<br/>第6章 来るべき「第二次東アジア戦争」―はたして中国は民主化するか、それとも分裂するのか<br/>第7章 日本は「中国の敗北」にどう向き合うか―大陸と一定の距離を置く「島国同盟」のススメ<br/>第8章 第二次大戦を「歴史」にするために―日本はこの変化を「名誉回復のチャンス」と捉えよ