内容説明
誘拐犯からの犯行予告に記された謎の言葉(ヒント)「空」「水」「アメリカ」「子供」「金」が指し示すのは、いったいどのSLなのか? 探し当てなければ、人質の命が危ない。期限はあと2日! 犯人が仕掛ける謎かけに、十津川警部は果たしてどう答える? そして運命の日、予想外の事件が発生。事態は一気に混迷を深める!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Polkadot.☆
2
初めて西村京太郎さんの本を読んだけど、実にサスペンスドラマを見ているような展開だった。普段、森博嗣を読みまくっているからなのか、警察小説をあまり読んだことがないからなのか、少し展開の遅さに読むのが辛くなってくるところがあった。 しかし、最後の犯人が分かってからは展開がスピードアップをしたので、読む手も進み一気読み。最後はどこか悲しい気持ちが残った。2024/06/12
クジラ
1
10年という歳月を費やした10歳の娘を失った両親の悲壮感と執念が強く感じられた。ストーリーとしては,意外性と納得感のバランスが取れている作品だという印象を受けた。2020/11/27
キャサ
1
10年前、娘が死んだ恨み
義輝仮面
1
【★★★☆☆】 誘拐犯から送られた暗号からどこのSLなのかを推理するところはなかなか面白い。話はまぁ読めば読むほど誘拐の被害者に同情できなくなっていく話であったなぁ。 2018/11/05
TEDDY曹長
1
復讐とはいえ、敵側の子供を殺してしまうのはどうもな・・・って感じですが、それを除けば良いテンポで話が進むので読んでても面白かったですね。やっぱ、最後の警部と亀さんの会話シーンは好きなんだよね。2014/07/12