フラワーコミックスα<br> 100のしっぽ物語 いしかわさんの犬語り

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フラワーコミックスα
100のしっぽ物語 いしかわさんの犬語り

  • 著者名:石川利昭【著】/奈知未佐子【著】
  • 価格 ¥462(本体¥420)
  • 小学館(2014/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091355751

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内容説明

その子犬は、生まれる時産道で、へその緒が切れ呼吸を始めるまで30分かかった。
「残念ですがこの子は育たないと思います」
獣医にそう言われた石川夫妻は
「この子頑張ってる
だから生きてるかぎり私が世話をするわ」
「そうだね最善を尽くそう」

そう話してその犬を世話すると決めた。
「おとうさん、この子鳴かないね。鳴けないのかしら。一度も声を聞かないわ」

子犬は立っても、バランスを保つことができない。

石川さんはスポンジと布で頭を守るヘッドギアを作った。

はじめは3歩、翌日は7歩。
何度転んでも
子犬は前に進もうとした。

「この子倒れても倒れても起き上がろうとしている」
「起き上がりこぼしのコボちゃんだ」
名前が決まった「コボ」は、それから奇跡の犬となる・・・。

北海道ムツゴロウ王国で、30余年。
犬と人とが同居する楽園“百友坊”で、2000匹の犬たちと石川さんが見つめてきた命の物語を、短編の名手・奈知未佐子が温かく精緻なタッチで描き出す・・・
ブー、マロ、タブ、ミゾレ、ダーチャ、タロー、ベルク、ラーナ、シグレ、トカチ、そして奇跡の犬、コボ。
11匹の犬たちの物語。犬と人、出会いと別れの感動の実話。単行本化にあたって、石川利昭氏が綴ったそれぞれの犬の思い出エッセイも同時収録。実際の犬たちの写真なども多数収録。読み応えたっぷりのコミックスです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さとさとし

3
ムツゴロウさんの元で働いてきた夫婦が語る過去にいっしょに暮らした犬たちを描いた話。100匹以上の犬と暮らした夫婦が印象的な11匹について、概ね10~15年生きる彼らの犬生をギュッとした数10ページの漫画落とす。出会いから始まり、印象的な笑えたり感動したエピソードを交え、やがて死ぬところまで。。まあ、泣くよね。他の犬の話でチョイ役だった犬が後の話ではメインで出てくるさまが大河ドラマのよう。どの犬もよいが、ファーストエピソードの弁当犬のブーがなんといっても印象的でよい。ああ前足ちょいちょいのシグレもいいなあ。2023/05/28

ツキノ

2
犬の気質っていろいろなのね。2013/12/06

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