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内容説明
課長、係長、主任、グループ長……。肩書は何であれ、現代はある日突然リーダーとなることを求められる時代。準備する時間は短い。組織を、あなたを守るために身につけなければならないリーダーシップの現在形。
目次
第1章 「奉仕する」とはどういうことか?(「部下=お客様」という言葉 部下に慕われることの重要性 ほか)<br/>第2章 「リーダー・和田裕美」はどうやって生まれたか?(消極的な人間でもリーダーになれる 和田裕美が生まれてはじめて持った部下 ほか)<br/>第3章 奉仕型リーダー和田裕美の奮闘編(仲間に感謝する気持ちがあればいい 組織づくりに自信があった私の失敗 ほか)<br/>第4章 価値観の違いをどう乗り越える?(加点主義と減点主義 「クロネコヤマト」小倉昌男さんのリーダーシップ ほか)<br/>第5章 あなたもリーダーになれるんです!(働きやすい環境をつくる/性別で態度がついつい変わってしまう上司 人に興味を持つのは礼儀 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gatsby
11
サーバント・リーダーシップの考え方は、すでに知っていたので、内容的には少し物足りない。全く知らない人が、その考え方の一端に触れるという意味では、いい本かもしれない。実際、私は「みんなついてこい!」と言う人間ではないし、「貴方についていきます」と言われたら、「ついて来んといて」と答えてしまう。どれだけ偉そうにしていたって、現場の人間が動かないことには、どんな職場だって成り立たない。和田さんの経験談としては面白く読めた。ただ、セクハラの話はねえ。その経験談まで具体的に盛り込む必要があったのか、ちょっと疑問。2013/11/02
ニャン
4
上下関係に拘らず部下が仕事をしやすいようにサポートするリーダーというものを紹介していた。そして、結局大切なのはコミュニケーション力ということでコミュニケーションのハウトゥー的な内容もあり、和田さんの苦労話もありで、これまでの著書とは違った内容で、新鮮さもあり、ためになりました。読みやすいです。2013/12/08
Kangping
2
リーダーシップの旅から、サーバントリーダーシップに興味を持って借りた図書館本。 20代で世界第2位の売り上げを上げた、どちらかというと人見知りで引っぱっていくタイプではない著者が、自身の経験から奉仕するタイプのリーダーについて解説する。 自身の経験が内容の大部分を占めるが、著者は苦労しながらも成功した経験を持つため、その経験から語られる言葉には説得力があった。 次は、サーバントリーダーシップの原著を読んでみたいと思う。2016/10/16
バナナカプチーノ
1
久々の和田さん本。「奉仕型」のリーダーとはどうあるべきか、がいつもの和田さん節で、わかりやすく、優しい文章で書かれていてとてもためになった。社会人9年目。ちょうど今の自分に足りないものがリーダーシップだなと思ってたので、ぴったりの1冊でした。2014/03/07
舘守仁
1
一言で言えば残念な本。和田さんよりもこの新書の編集部を責めたい気持ちが強い。タイトルやサブタイトルや帯の作り方を見れば分かる。焦点が絞れているようで拡散してしまっている。おれが和田さんの本が好きで信頼しているのは豊富で具体的なエピソードが書かれている点だが「奉仕するリーダー」について考えるうえで例えば裏表紙側の帯にも出てくるセクハラを受けた話は必要だったのか。編集者からどういう要望が出たのか知るよしもないけれど想像してしまう。(以下コメントに続く)2014/01/07