新人物文庫<br> 現代語訳 信長公記

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新人物文庫
現代語訳 信長公記

  • ISBN:9784046000019

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内容説明

織田信長の生涯を描いた一代記である「信長公記」は、信長の旧臣太田牛一が、実際に見聞きした信長の記録をもとに執筆したもの。そんな一級史料が現代語訳版でスラスラ読める! 信長ファンの必読書。

目次

尾張の国、上の郡と下の郡
小豆坂の合戦
吉法師、元服
織田信秀、美濃へ侵攻
平景清所持の名刀あざ丸
織田信秀、大柿城を救援
青年信長の日常
犬山衆、謀反
織田信秀、病死
三の山・赤塚の合戦〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

50
信長の「一代記」を知ることができる1冊です。信長の生涯を間近で見てきた側近の記録なので、様々な発見がありました。壮絶な出来事も淡々と描いている印象ですが、いた人、辞世の句、状況なども知ることができると思います。記録視力にはただ脱帽としか言えません。信長がどのような人物か興味深く読みました。2025/05/08

saga

42
信長に興味を抱いていたところに現代語訳の本書を入手。戦国時代とはよく言ったものと痛感。その中で信長が生き抜いていく様子がよく判る。しかし攻め下した敵将やその一族に対する生殺与奪の仕方に統一性が見られず、特に成敗という名の殺戮を記したくだりは痛ましい。終盤に甲斐の国から帰陣する道中は東海道の宿場町として残っている地名が多く、そこだけ平和な道中記を読むようだった。本記は明智光秀謀反から安土城留守居衆の様子、家康が堺から退去していくところで終わっている。他の文献でその後の様子が知りたくなった。2016/03/24

sas

37
信長と同時代に生きた大田牛一が書いた信長の伝記。この人が文書で遺してくれたからこそ、戦国時代最大の英雄の実像を知ることができる。正に第一級の資料だ。なかなか原文は読めないが、これは現代語訳なのでスラスラ読める。信長が好きな人は間違いなく読む価値がある本だ。信長の性格や考え方、数々のエピソード、そして武田軍との長篠の戦いの詳細、焼け落ちてしまった幻の名城、安土城の内部の様の詳細などが分かるのはすべてこの「信長公記」があるからだ。牛一さんに感謝。2015/08/07

巨峰

32
織田信長を語るのに最も重要な伝記の現代語訳。こういうのってわりと読みにくかったりするものだけど、これは読みやすくて面白かった。2014/06/30

hiro-yo

28
普段歴史に触れる機会は無いのだが、歴史書を読む自分に酔ってみたいと思い拝読。ただ現代語訳だし、単発のエピソードごとの短章構成になっているので入門レベル。信長のWIKIと併せて読むと概要と本誌記述がセットで読めるて分かりやすい。戦国時代に生きた信長の野心に魅せられた。「信長は、その場限りの喧嘩をしていると思ったのだが、全くそうではなかった。明智勢は鬨の声を上げ、御殿へ鉄砲を撃ち込んできた。信長が「さては謀反だな、誰のしわざか」と問いただすと、「明智の軍勢と見受けます」と答えた。信長は「やむをえぬ」と一言。」2021/11/12

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