日本の論点

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日本の論点

  • 著者名:大前研一
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • プレジデント社(2013/10発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/27)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784833420624
  • NDC分類:304

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内容説明

ビジネスマンは“最低”このレベルの知識を持ちなさい!
消費税、憲法改正、TPP農業問題……、
ニュースをインテリジェンスで捉える。


──本書で取り上げている論点は、私にとって目新しいものではない。
時代とともに新たな証拠が積みあがってきて、論点が補強されるために、
ときに新鮮に映ることがあるのかもしれない。(「まえがき」より)

ビジネス誌『PRESIDENT』好評連載、時代を捉える金言満載の『日本のカラクリ』を1冊に。
消費税、原発、憲法……、時代に通底する問題点を
日本一のコンサルタント、『企業参謀』の大前研一がわかりやすく解説。
ジャック・アタリ、三浦雄一郎との特別対談を収録。


【目次】
《特別対談1》ジャック・アタリvs大前研一 ~「日本病」克服の唯一のカギとは?~

■01:ケインズ以降のマクロ経済理論はもはや通用しない
■02:今、世界で本当に隆盛を極めている「クオリティ国家10」を見てこい
■03:アベノミクスよりすごい景気対策がある
■04:下請けなのに、なぜ台湾企業は強いのか?
■05:新しい「日本のお家芸」を探せ!
■06:世界滞在型旅行業は自動車産業より市場規模が大きい
■07:「ヒット商品」が出ない本当の理由
■08:なぜ、日本人はかくも覇気がなくなったのか?
■09:「TPP農業問題」を解決するただ一つの道
■10:うなぎ上りに膨れ上がる国民医療費
■11:憲法96条は占領軍の最悪の置き土産
■12:「都構想」「道州制」が世界マネーを呼ぶ
■13:「日本版一国二制度」の始まり
■14:日本の地方分権はずっと足踏みしてきた
■15:橋下徹大阪市長を嫌いな人は、なぜ嫌いなのか?
■16:これが本物の「官僚改革」だ
■17:すべて腹芸と裏ワザで行われてきた外交交渉
■18:福島第一原発事故の本当の原因
■19:日本の被曝恐怖症は、なぜこんなにも偏っているのか?
■20:知らないと危ない!「世界の宗教」の歩き方

《特別対談2》三浦雄一郎vs大前研一 ~80歳でエベレスト登頂、偉業の裏側~

目次

「日本病」克服の唯一のカギとは?―あえぐ日本の今と明日を徹底討論(ジャック・アタリVS大前研一)
ケインズ以降のマクロ経済理論はもはや通用しない―小さな楽しいアイデアをたくさん積み重ねて国民心理を盛り上げろ
今、世界で本当に隆盛を極めている「クオリティ国家10」を見てこい―スイス、デンマーク、フィンランド、シガポール等々
アベノミクスよりすごい景気対策がある―「お金を使ったら人生は豊かになるし、子供や孫からも感謝される」という方向へ
下請けなのに、なぜ台湾企業は強いのか?―中国語、英語、日本語の三カ国語を操り世界のマーケットに通じている
新しい「日本のお家芸」を探せ!―アメリカと同じパターンで、日本も構造的な貿易赤字国になる可能性は非常に高い
世界の滞在型旅行業は自動車産業より市場規模が大きい―違和感だらけの「一泊二食付き」から脱却し、「滞在する」発想を持て
「ヒット商品」が出ない本当の理由―今、一番まともな生活をしているのは高校時代に成績が悪かったタイプ
なぜ日本人は、かくも覇気がなくなったのか?―諸悪の根源は「競争させない教育」にある
「TPP農業問題」を解決するただ一つの道―日本の企業や若い世代は、世界の農業最適地に飛び出せ〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はっせー

111
とても参考になったー! 大前さんはある意味毒のような存在である。これは決して悪い意味で言っているわけではない。大前さんの論点が攻めているから人によっては毒のように感じるからである。しかし毒薬転じて薬になるということわざもあるように日本の変化の薬にもなると感じた。私自身ここの論点をすべて受け入れることは出来ない。ただ地方自治の話はとても参考になる。地方都市が自由にモノ ヒト カネを回すことが出来たら私も地方に定住したいと考える。毒薬を薬に変えるのは自分達の世代ではないかと思った!2020/06/02

こばきよ

35
これぐらいは、ビジネスマンとして知っていて当たり前と言われ、これ一冊で日本の論点が解ればということで。内容はなるほどで、色々解ることも多いのだけど、なんだか、しっくり腹に落ちない感じ。自分が既にある程度凝り固まった頭だからなのか。そもそも、大前氏の考えに何でもyesっていう訳ではないというか。まぁ当たり前で、知識が薄いので、面と向かって反論はできないけど。でもこのスタイルで、ずっとやってきた方なんだし、元気な70歳ですね。最後には三浦さんまで連れてきて、若者、中年とも頑張りが足りないってとこでしょうか。 2014/03/23

naobana2

30
大前研一さんデビューです。政治的な話。 日本のことを世界と比較して意見してる感じ。日本にもやばい部分があるんだという気づきになります。全部信じると生きにくくなるのでこんな意見もあるんだという感じで。。。2015/07/31

フジマコ

30
基本的に僕は評論家と呼ばれる人が好きじゃありません。この人も然り。「それができないから苦労してんだろ!」ってこと。でも正しいことは正しいこととして解っておくべきだし、常に理想があって、それに向かって努力すべきだし、妥協もさもありなん。日本という国のお金の使い方はもしかしたら少し間違っているのかもしれません。日本の企業が儲かっても日本にお金が落ちてこなくなってきた今だからこそ、お金の使い方を真剣に考えなければならないとあんまり好きじゃないけどメチャクチャ頭のいいおっさんに教えてもらいました。2013/12/28

黒頭巾ちゃん

27
筆者特有の視点で視野が広がります♪いかに日本の政治家や官僚が日本ではなくて、自らの「保身」を第一に考えているかが分かります!!なかでも「救急車の有料化」と「公務員制度の改革(解雇しやすくする)」は同感です。現場にいたから分かりますが、前者では70%以上が入院の必要がない軽症です。救急車は●千万円しますし、燃料代も税金です。後者も人口が減少しているから、人はいらないでしょう。巻末には三浦雄一郎さんとの対談があります(^^)2013/10/18

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