内容説明
フリーターの大川のもとに突然、絶縁状態だった学生時代の友人・洞口が15年ぶりに現れる。「縁切った人と会っちゃったら、縁切れてねぇじゃねぇか」「だからつないだんだよ」――。大川はあきれながらも言いくるめられ、同棲相手・楓と洞口の昔の恋人だった(?)京子を巻き込み海へ行くことに。「今さらなんだよ」「何があったんだろ?」「おみやげ買いたい」どこかちぐはぐな空気と???がうずまく中、一日だけの特別(エクストリーム)な旅が始まる。どうして15年も会わなかったのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
なゆ
65
なぜかスキヤキ。それも、大学以来12年も連絡を取り合うことすらなかった3人が、めちゃくちゃ久しぶりに会ったと思ったら、いきあたりばったりでスキヤキ。それも、普通のスキヤキじゃだめなんだ。昔つるんでた洞口と大川、洞口の当時の彼女京子と、京子の後輩楓を巻き込んでのスキヤキドライブ。大学時代の回想が度々はさまれて、今ここにいない峰村との何かがしこりだとプンプン匂わせる。なんかだんだんノリが学生っぽく見えてきて、懐かしさすら感じてしまう。意味のないことが楽しかったあの頃…って、なんでしみじみしてんだ私(^_^;)2018/09/01
そうたそ
48
★★★☆☆ 12年ぶりに再会した大学時代の仲間たち。スキヤキ鍋をもって彼らはどこへ向かうのか。すごいスキヤキを食べたいという決意のみであちらこちらへとあてもなく続く旅。何かすごいことが起こるでもなく、大きなメッセージが込められているでもなく、だらりだらりゆるゆると続いていく物語。その雰囲気がすごく心地よかったりするのだが、一方で何だこの話なんもねーしうすっぺらいだけじゃんつまんね、と思う人もいるだろう。こういうのにありがちな「わーすき焼き食べたい」というのも特になく、ただこの雰囲気に心地よく身を置くのみ。2016/10/11
いたろう
36
石井岳龍監督の最高に笑えるシュールなコメディ「生きてるものはいないのか」の原作・脚本などを手掛けた前田司郎が、今度は自身で監督まで努めたという映画の原作本。映画公開を前に勇んで読んだが、出だしは笑いがあったもののだんだんノスタルジックな展開になって来て、コメディ色が薄く・・・。心底笑えるコメディを期待していたのに、大丈夫か、映画。原作とちょっと設定が違っているようなので、映画は映画で、中途半端なコメディになっていないことを期待。2013/11/11
金城 雅大(きんじょう まさひろ)
25
なんだか、不思議な小説。 ダラダラと読んでるうちに終わってしまった。2019/07/24
風眠
23
スキヤキを超えるスキヤキ、エクストリームなスキヤキを求めて男女4人が旅に出る、もうその設定だけで読むしかないって思うでしょ。三十路超えのいい大人が、ノリで温泉泊まっちゃったり、テキトーな感じのスキヤキ作って盛り上がっちゃったり、何かくだらなくて楽しいことがしたいって気持ち、分かるな。大人になっちゃったから、学生時代みたいな過去に戻りたくなってしまうのだね。もう戻れないって分かっているから余計にね。いつだったか真夜中にノリで大富豪やって、気付いたら朝ってことがあった。その時はなんでか燃えたなぁ・・・なんて。2013/12/28
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